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富山大新樹寮全国集会60人結集、翌日は西頭学長弾劾デモ

 富山大学新樹寮の寮生15人で呼びかけた5・31廃寮阻止全国総決起集会は、60人の結集で戦闘的に勝ち取られた!
 集会2日前の全寮委員選挙では、寮生無視、大学当局押しつけの改修を認めるという候補者に対し、改修絶対反対派の寮生が立候補した。65対18で落選したが、これだけの仲間を得られたことはどでかい意義がある! 


そして、落選の悔しさを最後的に粉砕するかのように、ある自治寮からほぼ全寮生分110筆の改修反対署名が届いた! 全寮委員会によって「大学が予算をつけているから抗議できない」という奴隷根性が振りまかれ、大学当局や政府に不当介入させない自主管理・自主運営の自治寮の誇りが奪われ、団結が浸食され、自治活動が単なる「仕事・業務」へとおとしめられてきた。しかし、現改修計画に反対することこそが正義なのだ。  5・31集会の基調提起で寮改修の狙いが自治寮つぶし、団結破壊であることをはっきりさせた。自治寮つぶし反対の闘いは、教育も未来も労働者・学生の手に取り戻していく闘いであり、麻生政権・ブルジョアジーどもとの階級戦争だ。ならばわれわれは、富大生・全国学生・労働者と団結を固め、法大暴処法弾圧もろとも自治寮つぶしを粉砕する闘いに立とう!連帯アピールの初めは、全学連の仲間から。4・24法大闘争の地平が報告され、暴処法弾圧を粉砕し12人を奪還しよう、6・14-15連続闘争に立とうと大アジテーション。京都大熊野寮、広島大の学生、東北大日就寮・有朋寮からも発言。飛び入り参加の寮からも「自分の住んでいる寮は改修されてしまったが、自治を復活させる活動をやっています」と熱い発言!
 新樹寮OB・OGから、労働者として「社会全体がおかしい。みんなは寮自治を経験して、おかしいことに『おかしい』と言い切ってそれを広げる力をつけた。現実に屈せず、みんなが笑顔でいられる社会をつくることをがんばって欲しい」というアピール。私たちの行動の意義をより鮮明にさせた。
 最後に、改修されようとしているC棟の寮生から「今まで通りに自分の部屋に住むだけだ。明日はデモ。騒いで、暴れて、こんな間違った改修は止めよう」という熱い決意表明! 「新樹寮改修反対、西頭独裁打倒の闘いで、闘う新樹寮生は団結の軸になる!」と戦闘的集会宣言が発せられた。
 翌6月1日は、西頭学長弾劾のデモだ。新樹寮から富大に向けてデモ隊「新樹寮の改修反対!」「寮費上げるな!」「西頭学長独裁体制打倒!」のコールが響き渡る。地域の方たちが沿道まで出てきてエールを送ってくれる。
 キャンパス正門にはビラまき・集会禁止の看板が新しく設置され、「拡声器使用禁止」「構内立入禁止」のボードやカメラを持った暴力職員・盗撮職員が大量に待ちかまえていた。法大と同じ言論弾圧! 「学長に集会宣言を叩きつけに行くぞ!」 学長室を目指したデモ隊に職員が体当たりをしてきて妨害する! ハッキリした。新樹寮改修は、学生を支配し怒りを圧殺するためだ! 圧倒的注目の中、西頭学長と暴力職員どもに集会宣言と怒りのシュプレヒコールを叩きつけた。
 デモの最中新樹寮ではC棟の電気・水道・ガスを暴力職員が止めていた! 当局に抗議すると「全寮委から要求された」と。当局は、全てカイライ全寮委員会の決定をたてに進めている。「早く引っ越さなかったのが悪い」と開き直る全寮委に、寮生からの激しい怒りの抗議が叩きつけられた。当然だ! 翌日全寮委としてライフライン復旧を要求したが、当局は「C棟から全員引っ越す確約をするなら6月7日までは復旧してやる」という脅迫で回答! 一度屈したら、どこまでも屈服を迫られる。「改修されても自治は残る」という幻想は吹き飛んだ。改修絶対反対で闘う以外に、寮も寮生も未来の学生も守れない。
 C棟は真暗で不安もある。しかし改修反対の寮生は明るい。闘いは開始された。勝利の核心は団結だ。法大暴処法弾圧を粉砕し、全員の即時奪還を勝ち取ろう! 6・14-15に総決起しよう! われわれは、自治寮防衛の闘いから全労働者・学生の団結の軸となる!
写真上は全国集会
写真中は西頭学長弾劾デモ
写真下は富大当局に怒りのシュプレヒコールをたたきつける参加者

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