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三里塚第153回一斉行動―「強制収用など論外だ」

一斉行動出発を前に打ち合わせ(4月19日 成田市天神峰、反対同盟会議室前)

三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連は4月19日、153回目の空港周辺情宣一斉行動に立ち上がった。
午前8時半、反対同盟会議室前に集まった仲間は、芝山町白桝の伊藤信晴さんの司会で朝の打ち合わせを行った。伊藤さんは芝山町が今躍起となって進めている航空宇宙産業の誘致について解説。そして地権者はじめ地域住民の機能強化反対の声に追い詰められた成田空港会社(NAA)が、6月にも国に事業認定の申請を行うことを検討していると報じられたことを受け、反対同盟として5・12千葉県庁デモ―5・13菱田デモの連続闘争を呼びかける決定をしたことを明らかにした。
この日、用意された反対同盟ニュース第148号は、400人の結集で成功裏に勝ち取られた3・29芝山現地闘争の報告号だ。国家暴力と札束に屈することなく、戦争絶対反対、農地死守・実力闘争を貫き、今なお空港敷地内で農地を耕し闘い続ける反対同盟60年の勝利の地平が事務局4氏の集会発言から余すところなく明らかにされている。
「地域住民の声」は、人様の家や畑を「強制収用しろ」と進言し、私腹を肥やす石井新二、石毛博道らを見ると反吐(へど)が出るという芝山町民の声を掲載。
打ち合わせを終えた仲間はそれぞれの担当地域へと飛び出した。
この日の天候は風さわやかな晴れ。暑くも寒くもない絶好の農作業日和だった。萩原さん宅は朝から田んぼの黒付け(あぜ塗り)を行い、市東さん宅では夏野菜の作付けに汗を流した。
空港周辺の地域住民からは、NAAがふたたび強制収用に踏み出そうとしていることへの怒りが語られた。
空港公団の元職員は「私は空港反対ではないが、今さら『強制収用』を持ち出すとは論外だろう。私たちが曲がりなりにも共生を掲げてやってきた仕事への侮辱だ。今(NAAに)残っている連中でも怒りを持っている人は少なくない。収用委員会だってやれないだろう」と語った。
強制収用の先導役を買って出る石井新二、石毛博道らを厳しく追及する声も多く聞かれた。
「あれだけ血みどろの闘いがあって何人も死者が出た。その反省の上にシンポ・円卓会議が行われ、国が謝罪し、『強制的な手段は使わない』と約束した。国も空港会社も強制収用については口が裂けても言えなかった。だから地元住民の代表面をした石井新二らが土地収用法を使えと空港会社に提案したのだろう。出来レース以外の何物でもない。反対同盟青年行動隊のリーダーだったやつが金の亡者となってお先棒を担いでいる。本当に人として許せない。泣く泣く出て行った人や死んでいった人が浮かばれないよ」
また、別のある人は「石井や石毛が何を言おうが、成田でふたたび『強制収用』を持ち出したことで、世界中の人が注目し始めている。機能強化が予定通り進まなかったのは反対同盟はじめ、みんなのがんばりだと思う。応援している」
三里塚闘争60年の偉大さを実感しつつ、機能強化は粉砕できるという確信を深めた一斉行動となった。(N)

スケジュール
◎強制収用やめろ!5・12千葉県庁デモ 5月12日(火)午前9時 千葉県立羽衣公園集合(千葉県千葉市市場町1、千葉都市モノレール「県庁前駅」すぐ)
◎空港拡張差し止め裁判 5月12日(火)午前10時30分開廷 千葉地裁
◎強制収用粉砕!5・13菱田デモ 5月13日(水)午前10時 天神峰・市東さん宅前集合→第3滑走路予定地(芝山町菱田)デモ 

呼びかけ/三里塚芝山連合空港反対同盟

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