国鉄闘争勝利へ全国集会 11月集会運動新たな出発宣言
国鉄闘争全国運動が主催する国鉄集会が7月11日、千葉市文化センターで開かれ470人が結集した。集会は国鉄闘争の歴史的勝利を実現する熱意にあふれ、中国侵略戦争が開始された情勢下、反戦闘争の先頭に立つ階級的労働運動を自らの手でよみがえらせる決意を固めた。
解雇撤回の決戦へ
国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんが開会あいさつを行い、国鉄解雇撤回裁判に必ず勝利しようと訴えた。また、累計1万筆を超えた解雇撤回判決を求める署名には、不屈に継続された解雇撤回闘争への労働者の敬意が込められていると述べ、闘いをさらに広く伝えようと呼びかけた。
連帯あいさつで三里塚芝山連合空港反対同盟の市東孝雄さんは、再び強制収用をたくらむ国と成田空港会社に怒りをたぎらせ、国策と断固闘うと表明した。
動労千葉の関道利委員長が基調報告を行い、国鉄闘争の歴史的勝利を訴えた。また、今年の11・1労働者集会を「第二期11月集会運動」の出発点にしようと提起し、中国侵略戦争阻止の闘いの先頭に立つ階級的労働運動を、困難に屈せずつくり出そうと力説した。
改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は、戦争に向けて高市が次々と繰り出す攻撃は支配体制の弱さを示していると喝破し、自らの強さを確信して闘おうと訴えた。
中村仁・動労千葉副委員長が解雇撤回の不動の決意を表し、侵略戦争を阻止するためには、自らが主体となって労働者を組織することが必要だと声を強めた。
動労千葉顧問弁護団の藤田正人弁護士と野村修一弁護士は、国家権力やJRの頑強な抵抗を打破するために裁判闘争への大結集を呼びかけた。動労千葉を支援する会の織田陽介事務局次長がカンパと署名のさらなる拡大を訴えた。
国際的な連帯広げ
韓国鉄道労組ソウル地方本部のカンジョンナム本部長は、解雇撤回へ粘り強く闘い、高市の戦争政策と立ち向かう動労千葉に限りない連帯を表明、労働者の国境を越えた団結を訴えた。
在日イラン人が、アメリカ帝国主義の空爆で虐殺されたミナブの小学校の児童に何の罪があったのかと問いかけ、平和のためにともに歩もうと訴えた。在日ミャンマー人は、クーデター独裁軍を弾劾し、民主化達成まで闘うと断言して、支援を呼びかけた。
オーストラリアのビクトリア州公務員労組(CPSU)のジゼル・ハナ書記長は、同国の鉄道労組にも呼びかけ国鉄解雇撤回のネット署名を集めたと述べた。
団結しJRと対決
動労千葉の渡辺剛史書記長は、JR東日本が7月1日に強行した会社組織の再編と立ち向かうため組織拡大に力を注ぐ決意を示した。動労連帯高崎の木村洋一書記長は、自身に対する雇い止め解雇に怒りを燃やし、動労総連合を反戦闘争と革命の拠点にすると表明した。組合員とともに登壇した動労東京環境アクセス支部の宮本恵実支部長は、帝国主義打倒の革命まで闘い抜くと熱く語り、資本による争議圧殺へのリベンジとして6月18日のストを貫徹したと報告した。
久留里線と地域を守る会の三浦久吉代表は、久留里線の久留里―上総亀山間の来年4月廃止を狙うJR東日本とそれに同調する君津市を弾劾し、さらに行動を強めて闘う意思を表した。
国鉄闘争全国運動呼びかけ人で札幌学院大学教授の浅川雅己さんは、大半の線区の廃止へ動くJR北海道の姿を「国鉄分割・民営化の破綻」と断じ、公共交通の解体と地方の切り捨ては陸上自衛隊上富良野駐屯地への長射程ミサイル配備などの戦時再編の一環だと指摘し、国鉄闘争はこれとの闘いでもあると提起した。
日教組奈良市の有田雅行委員長は、反戦を第一の任務とする労働組合をつくることは簡単ではないが、女性差別・部落差別などあらゆる差別と闘い、青年・女性を反戦闘争に絶えず組織して闘うと熱意を示した。
JAM日本機械工業労組の那須巌隆委員長は、動労千葉の関委員長を招いて講演会を開いた同労組の取り組みに触れ、国鉄闘争を伝えること、反戦闘争に組織することを一体で進めることが重要だと強調した。
全学連の渡辺祥英書記次長は、戦争への危機感から行動を始めた人々に、アジア・中東人民への血債にかけた帝国主義打倒の実力闘争を真剣に訴えようと強調し、労働者階級本体と結合した学生の大隊列をつくり出す決意を表した。
動労千葉の北村武書記次長が東京高裁に国鉄解雇の真実解明を迫る集会決議を提案、満場の拍手で採択した。動労総連合の川崎昌浩書記長が集会をまとめ、皆で拳を突き上げた。

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