三里塚「強制収用やめろ!」千葉県庁包囲デモに立つ
三里塚芝山連合空港反対同盟の呼びかけで、9月8日、強制収用やめろ!千葉県庁デモが闘われた。首都圏を中心に80人の労働者・学生・市民が結集し、成田空港の大拡張・機能強化に向けた強制収用攻撃への断固たる反撃をたたきつけた。
午前9時、県庁真ん前の羽衣公園で太郎良陽一さんの司会で決起集会が始まった。
最初に反対同盟事務局として白桝の伊藤信晴さんが発言を行った。「米帝トランプは中国・習近平政権を倒す戦争を決断しており、日帝・高市政権も『台湾有事は日本の存立危機事態』として、中国侵略戦争突入を決断している。骨太方針2026には成田空港機能強化が明記され国家政策の中心に位置づけられて、熊谷千葉県知事は県民の立場を忘れ国策の急先鋒となっている。NAAはかつて二度と強制的手段を用いないと公言したが、今は『C滑走路は別だ』といって強制収用攻撃をかけ、早朝から深夜までの騒音を住民に浴びせようとしている。今日は県庁を包囲し徹底弾劾する闘いをやりぬこう」
続いて動労千葉の川崎昌浩執行委員が連帯のあいさつに立った。「強制収用攻撃を絶対に許してはならない。高市政権で成田は軍事空港、兵站(へいたん)基地として位置づけられ、国家総動員体制の中軸に据えられようとしている。労働組合こそ反戦闘争の最先頭で闘う」と決意を表し、11・1全国労働者総決起集会―11・22反戦闘争への参加を呼びかけた。
さらに騒音訴訟を闘う「郷土の空を考える会」の住民が、夜間飛行差し止め裁判の傍聴参加を訴えた。
支援連絡会議の各党派が決意表明を行った。中核派を代表して発言に立った現地闘争本部の同志は「熊谷千葉県知事は『第2の開港』と周辺開発を最高速度で行うと言いふらしている。今こそ反対同盟が貫いてきた、軍事空港絶対反対、農地死守・実力闘争を展開し、帝国主義もろとも千葉県政を打倒しよう。10・11へ大結集を!」とアピールした。
最後に太郎良さんが自らの決意を述べた。「敷地内農家のC滑走路建設反対の決起を支えよう。熊谷知事は『成田空港が経済的に伸びしろがある』などと公言するが、それは農地強奪をやり、空港を24時間化するということだ。資本主義は農地収奪を繰り返してきたが、これを打ち砕き資本主義の社会を変えよう。10・11全国集会に集まり、市東さんの農地を守りぬき、強制収用に反対する陣形をつくろう」
太郎良さんのリードで県庁舎に向けて意気高くシュプレヒコールを上げ、市内デモに出発した。宣伝カーには婦人行動隊の宮本麻子さんが乗り込み、「強制収用粉砕、高市戦争政権打倒!」の声を県庁周辺に大音量で響かせた。
参加者は、千葉地裁裏手の吾妻公園までのデモを意気高く貫徹し、直ちに空港拡張差し止め裁判の傍聴へと向かった。(TN)
スケジュール
◎第2の開港粉砕!フィールドワーク 9月16日(水)午前10時 成田市天神峰 市東さん宅前集合 呼びかけ/三里塚芝山連合空港反対同盟
◎土地明け渡し請求権時効裁判 第1回口頭弁論 10月1日(木)午前10時30分開廷 千葉地裁(市東さんの南台農地の一部についてNAAが、土地の明け渡し請求権の時効消滅を恐れて起こした訴訟)
◎10・11三里塚全国総決起集会 10月11日(日)正午 成田市赤坂公園 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟


この記事へのコメントはありません。