関西女性解放学習会を開催 女性陵辱とアジア侵略・虐殺の日帝に怒り 天皇制・日帝打倒へ決意
関西女性反戦行動実行委員会は9月23日、大阪市内で学習会を開催した。中国人留学生や青年を含め100人が結集し、谷口恭子実行委員長が、日本が帝国主義として形成する過程で犠牲にされた多くの少女・女性について、また、天皇制がもたらしたアジア侵略と虐殺の国家的犯罪行為について提起し、天皇制と日本帝国主義への怒りを熱烈にしながら、参加者全員で再びの中国侵略戦争阻止・天皇制粉砕の今秋決戦に立ち上がろうと決意した。
初めに、明治以降の日本は「富国強兵」政策の下でアジア侵略を繰り返し、天皇を頂点とする帝国主義国家体制を形成したことを確認し、とりわけ、その過程で性商品として売られていった膨大な「からゆきさん」という女性について提起した。
「からゆきさん」とは海外に売り飛ばされ、妾(めかけ)や娼婦にさせられた日本人女性(ほとんどが10代の少女)のことである。明治から昭和初期にかけては国策として、政府が女性の身体を〝輸出品〟として換金し売り飛ばしていた。外貨獲得のため、アジア侵略のために少女たちが「からゆきさん」として、性奴隷・性商品として売られ、日本帝国主義の形成のために犠牲になったのだ。
次に谷口さんは、天皇が「からゆきさん」を足場にしてアジアに侵略し、その略奪した権益を独占して世界有数の大資本家・大地主に成り上がり、中国、朝鮮、アジア侵略戦争から第2次世界大戦の過程では帝国主義むき出しの暴力性をもって、どれほどアジア人民を蹂躙(じゅうりん)し、陵辱し、虐殺したのかについて訴えた。後発帝国主義日本の下で、女性差別・抑圧は一層耐えがたいまでに激化し、天皇制の下で家族(制度・イデオロギー)が反動的に強化されていった。それまでのどんな時代にもなかったような規模と強烈さで女性たちを犠牲にしていったのだ。
天皇家は銀行や鉄道、植民地支配関連企業などの株を大量に保有していた。つまり、日本が侵略戦争を行い、植民地を拡大するに比例して天皇が巨大な利益を得たのだ。天皇は侵略と金融支配を生業とする帝国主義者そのものであった。
中国、朝鮮、アジアへの侵略戦争~第2次大戦では、天皇制教育=天皇制イデオロギーと他民族への排外主義的憎悪をもって兵士・国民を侵略戦争に動員し、「殺し尽くし、焼き尽くし、奪い尽くす」いわゆる三光作戦が「皇軍」の戦闘の基本とされ、その極限的な現れとして南京大虐殺、731石井細菌戦部隊による拷問・虐殺が行われた。同時に、多数のアジア人民を強制連行・徴用し、強制労働させ、アジア諸民族の女性たちを暴力的に日本軍「慰安婦」にさせた。日本軍の暴力・性暴力は、朝鮮、中国人民の激しい抵抗闘争の前にその残虐性と凶暴性を増していった。アジア人民虐殺2千万人のうち中国で1500万人が日本軍に殺されたと言われている。これらの階級的犯罪行為のすべてが、日帝国家及び天皇ヒロヒトの国家意思として組織的に計画され、実施されたのである。
1945年8月17日、敗戦から3日後に日帝は、2週間後に40万人の米軍上陸を控え、外務省・内務省などの主要官庁がこぞって協力して「特殊慰安施設協会」を設立した。天皇ヒロヒトと日本帝国主義者らは「国体護持」のために、敗戦後もなお女性を犠牲にすることを国策とし、かつ天皇制を維持したのである。
いま、日本共産党などが「護憲」というが、天皇を護持するために成立した日本国憲法に、そして戦後の「民主主義」なるものに、いったい賛美するに値する内実はあっただろうか。憲法は9条を掲げながら1~8条で第2次世界大戦の最大級戦犯=天皇を擁立させ、さらには沖縄を売り渡して米軍基地の拠点にし、今日、中国侵略戦争を念頭に日米共同軍事演習を満展開させているではないか。ましてや、日帝・高市らは戦争放棄や象徴天皇制といった戦後憲法のあり方が桎梏(しっこく)となり、暴力的に改憲しようと我々に襲いかかってきている。
改憲攻撃と同時に「万世一系」「皇紀2600年の歴史」などといった非合理で非科学的な虚説を垂れ流し、日本労働者階級を天皇制イデオロギーと排外主義にまみれさせて侵略戦争に動員する攻撃が開始されているのである。
憲法が我々の武器や砦(とりで)になることはない! 改憲攻撃・国家権力の暴力に抗するには、日本共産党などの反革命スターリン主義を打倒し、私たち労働者階級の革命的実力闘争で帝国主義支配を根絶する以外にありえない!
日帝は少女・女性たちの生き血をすすって登場し、今なおアジア人民のおびただしい血と犠牲の上に生きている。中国侵略戦争が始まった今、帝国主義に屈服し再びのアジア人民虐殺に加担するのか、それとも帝国主義打倒の世界革命に決起するのかが日本労働者階級に問われているのだ。
我々が依るべき階級はどこか。日本労働者階級はアジアの、全世界の被抑圧人民・被差別人民の不屈の闘いと連帯し、関西女性反戦実とともに、そして全国の同志とともに天皇制―日帝打倒、再びの中国侵略戦争阻止の実力反戦デモに決起しよう。戦争と差別の元凶―帝国主義を打倒し、女性解放を勝ち取ろう。改憲粉砕・高市打倒! 11・1全国労働者集会に大結集し、11・22首相官邸へ突撃しよう。(関西女性反戦行動実行委員会・森紗珠)

この記事へのコメントはありません。