イラクの労組が、米ILWUと連帯して港湾封鎖に!
画期的な労働者の国際連帯が実現した! 戦争当事国のアメリカとイラクの労働者が連帯して一緒に港を封鎖する闘いだ。
アメリカのILWU(国際港湾倉庫労組)は、2月の西海岸の全ての港湾の代表の会議で、5月1日にイラク戦争に反対してメーデーに港湾封鎖することを決議した。
これに対して、イラク港湾労働者一般労組(GUPWI)は、ILWUへの連帯声明を出し、同日にイラクのウムカスル港とコルアルズバイル港を封鎖することを決定した。ウムカスル港はイラク最大の港で、石油積み出しの8割以上が同港で行われている。
詳報は追って伝えるが、まずはGUPWIからILWUへの連帯の手紙を紹介します。(抄訳)
イラクの港湾労働者からILWUへ:国際連帯万歳
ILWUの兄弟姉妹!
イラクの戦争と占領に反対してメーデーにストをするというILWUの勇気ある決定は、占領に反対し、イラクと世界のより良き未来を開くわれわれの闘いを前進させるものです。
より良き世界は、労働者によってのみ作り出されることをわれわれは確信しています。あなたがたの行動はその模範であり確証です。労働運動は、人類の利益になるように政治を変えていくことができる、社会の中で唯一のものです。.
親占領当局政府は、官許の単一労働組合を強制し、労働者内のことに介入しようとしてきました。また、占領を利用して、労働者の利益に反する民営化と石油・ガス法を推進してきました。
われわれ港湾労働者は、港湾労働者の利益とイラク及び世界の労働者の利益は不可分だと考えています。したがって、われわれは労働者の生活条件の改善のために闘いつづけ、占領当局とあらゆる策謀やその経済的・政治的企図に打ち勝つことを決意します。
闘いの勝利のために手をつなごう!
カリフォルニアの港湾労働者万歳!
メーデー万歳!
国際連帯万歳!
イラク港湾労働者一般組合(GFWCUI=イラク労働者評議会労働組合総連合)傘下組合)
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