イラン、サドラ造船の労働者がストライキ
5月14日、イラン南部のブシェールにあるサドラ造船(写真)の労働者がストライキに突入した。彼らは、石油とガスの基地があるサドラ工業島の電力供給を停止した。その結果、すべての生産が数時間にわたって停止した。 500人の労働者が決起したストライキの主な理由は、先月の賃金が未だに労働者に支払われていないことだ。電力供給が停止されて造船所の経営者は労働者の代表と交渉を行った。経営者は労働者に未払い賃金を5月19日までに全額支払うことを約束した。この交渉の後、労働者は条件付きで仕事に戻った。 サドラ造船は、労働者が過去2年間の間に何度もストライキに立ち上がっているイラン労働運動の拠点だ。4月7日にも労働者たちは機動隊による暴力的弾圧をのりこえてストライキと集会・デモを貫徹している。(T)
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