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6・21沖縄と本土を結ぶ労働者集会開く

 6月21日夜、東京・阿佐谷の杉並産業商工会館で、「沖縄―本土をむすぶ6・21労働者集会が開かれ、105人が集まった。この日の集会は、何よりも1週間後に迫ったサミット粉砕の6・29代々木公園集会に向けての決起集会としてかちとられた。沖縄民権の会代表の座覇光子さんは、秋葉原事件に触れて団結の大事さを強調し、労働者が働く場所から立ち上がって、地に足を着けて沖縄を取り戻す闘いに立ち上がることを訴えた(写真)。基調報告は、なんぶユニオン執行委員の宮里勝博さんが行い、「この1週間を全力で闘い、団結してサミット警備を粉砕しよう」と呼びかけた。


 主催は、沖縄民権の会と沖縄―本土をむすぶ労働組合連絡会の呼びかけによる集会実行委員会。昨年6・23集会から、これまでの沖縄集会のあり方を改め、労働者が沖縄と本土の分断をのりこえ、闘っていくという実践的な意識性に貫かれた集会に転換した。今年2月の集会では、東京西部ユニオン、なんぶユニオン、福祉労働者連帯ユニオン、東部ユニオンの4組合によって沖縄―本土をむすぶ労組連絡会が結成された。文部科学省による沖縄戦検定意見を撤回させる闘いや、米兵による少女暴行事件弾劾の米大使館抗議闘争などを先頭に立って闘ってきた。 集会では、法大闘争で逮捕され、奪還された学生の内3人が参加してカンパアピールを行い、圧倒的な勝利の確信に満ちた笑顔で「楽勝の獄中闘争」の報告をした。

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