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迎賓館・横田裁判の差戻し審始まる

 6月23日東京地裁で、迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判の差戻し審が始まった。日帝・東京高裁は一昨年、須賀武敏・十亀弘文・板垣宏の3同志が16年の未決勾留を含む超長期の裁判闘争の末にかちとった一審無罪判決を、一度の事実審理も行わずに破棄し「裁判やり直し」を命じるというとんでもない決定を強行した。この日はその差戻し審の第1回だ。だが公判の冒頭に登場した検事は、かぼそい声で「起訴状の要旨」を読み上げるだけ。それもたった2分で終わり! 続いて立った弁護団は、「被告人は無罪という一審の結論はゆるぎない」「高裁決定は権力者の政治的要請によってなされたもの」と激しく弾劾。この差戻し審自体が不当だと怒りをたたきつけた。
 冒頭手続きはさらに7月1日、3日と計3回にわたって行われ、次回の7月1日(火)には被告団の意見陳述が行われる。法廷は午前10時から(9時半地裁前結集)。傍聴にかけつけよう。

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