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三里塚現闘本部裁判、「証拠決定」に裁判官忌避



 9月25日、千葉地裁で天神峰現闘本部裁判が開かれ、三里塚反対同盟が顧問弁護団、支援の労働者・学生とともに怒りに燃えて決起し、仲戸川裁判長を決定的に追いつめた。 午前8時半、千葉市中央公園に結集した90人に北原鉱治事務局長が「実地検証を認めさせるまで闘おう」と呼びかけ、反対同盟を先頭に市内デモを行った。この迫力に恐れをなした千葉県警は千葉地裁前に大量の警察官を配置し、この過剰警備に抗議をした反対同盟の太郎良陽一さんを不当逮捕した。裁判開始を前にした不当弾圧を許さない!

 10時半に開廷。ただちに顧問弁護団が弾圧について裁判所を追及すると仲戸川裁判長は「答える必要がない」の一点張りで、法廷内外が弾劾と怒号で騒然となった。この最中に仲戸川は「証拠決定をする」と突然言い出した。
「なんだと!」「認められるか!」
 反対同盟と弁護団が裁判官席に猛然と詰め寄り、即座に「裁判官忌避」がたたきつけられた。怒りの爆発にうろたえながら、3人の裁判官は開廷後10分で職務放棄し法廷から逃亡して戻らないという前代未聞の事態となった。不当な訴訟指揮を行ってきた仲戸川の完敗宣言だ。
 その後ただちに千葉県警本部前に詰めかけ、不当弾圧に対する猛抗議をたたきつけた。
 市東さんの農地と現闘本部を労農連帯の力で絶対に守りぬき、暫定滑走路北延伸攻撃を粉砕しよう!

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