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「マツダに闘う組合を!」広島労組交流センターが連日の訴え

 広島県労組交流センターが、マツダの労働者に対し、連日早朝宣伝活動を行っている。18日には、マツダ本社工場の最寄り駅・向洋(むかいなだ)駅前に8人で登場し、マイク宣伝とビラまきを行った。「生きさせろ!俺達はモノじゃない!マツダに闘う組合を」と書かれた黄色の幟旗と県労組交流センターの赤い幟を掲げ、「一人の首切りも許すな! 闘う労働組合を甦らせ、団結して闘おう!」と訴えた。


 列車が到着するたびにものすごい流れとなって労働者が工場へ向かっていく。その中で、1時間半で「史上最高の」600枚のビラが受け取られた。以前の10倍以上である。反共御用労組の連合・マツダ労組は、組合員に対し「一切ビラを受け取るな」という指示を徹底している。ビラを受け取るのも派遣労働者が多いが、その労働者からビラを奪い取ることまでやってきた。このかんも10数名のマツダ労組幹部らがビラ撒きを監視し、労働者に威嚇を加えてきた。しかし労働者は寒さの中でポケットに突っ込んだ手を出して、ドンドンビラを受け取り、堂々と歩きながら読んでいく労働者も多数いる。資本が未曾有の大恐慌に直撃されグラグラになるや、その資本の力にのみ依拠してきた反動御用組合幹部どもの支配も根底から崩壊を始めたのだ。「1600人もの派遣切りに何も闘わないマツダ労組執行部は正社員も絶対に守らない。組合を現場労働者の手に取り戻し、首切り絶対反対・解雇撤回・大幅賃上げを掲げてストライキで闘おう」というアジテーションに対し、反動組合幹部連中は何も言えず、顔を引きつらせるのみ。駅構内のタクシー労働者も「客に渡すよ」とビラを何枚も受け取り、宣伝隊の訴えに「そうだ!」と大声で声援を送った。
 年末に入りますます加速度的に激化する大恐慌は、自動車をはじめ基幹産業における帝国主義の労働者支配を急速に崩壊させ、ゼネスト情勢を進展させている。「ゼネストはやれる、絶対やってやる!」――広島の闘う仲間は、年末年始、さらにマツダをはじめ全労働者にゼネストと革命を宣伝・扇動し、組織する闘いを推し進めていく。(K)

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