青森、不当解雇撤回へ街宣
12月23日、昨日降った湿った雪や、所々凍っている中での、そして、最高気温が2.6度とても寒い中での"解雇撤回街宣"をやりぬきました。 市の業務委託を受けている職場で、仲間がビラ(11月集会など)を職場でまいたら、会社の秩序を乱すということ等で、予告期間もおかずに即日解雇されました。絶対許せない!!っていう怒りと、今までにつくってきた団結によって労働組合を結成し、先日会社に団体交渉を開かせました。会社は、「ビラまきをやめるよう再三注意したのに、やめなかった」と主張。しかし事実は、「一緒に働いている市の労働者には渡すな」「もっとビラの内容を分かりやすくしてまいてくれ」という注意を受けただけで、"ビラをまくなという注意"はそもそも受けていない。また、仲間はビラまきを就業規則違反だというのは知らなかったし、それを上司はなんら伝えてなかったことが、暴露され会社側はオロオロするばかりでした。結局、「労働者は生きるために立ち上がろう」と呼びかけたことに会社が恐怖して、あせって解雇してきたのです。私たちは、絶対解雇は認めないと会社に宣言し、この日街宣に打って出ました。
当初、2人だけの街宣の予定でしたが、県外在住青森出身の労働者がたまたま帰省していて、うまい具合につながれて、この街宣にも来てくれました。一度しか会ったことがなかったのに、つながれた瞬間。労働者は、つながれる存在って体で感じることができて、本当に嬉しかった。三人で約3時間、536枚のビラを渡すことができました。
「解雇、派遣切り、雇い止め、人の首を切るっていうことがまかりとおっている今の社会は許せない。解雇っていうのは、相当な重大な理由がない限りやってはいけない行為。この年末年始、明けましておめでとうって思えない労働者がたくさんいる。わたしたちは一人の首切りも許さない原則をとことん貫く闘う労働組合です」と街頭でガンガン訴えました。
若いカップルが、「これはどこにある会社ですか?」と興味をしめしてくれた。仲間と同じ職場にいたおばさんが車で通りかかり、あいさつを返してくれた。ビラを受け取り、中身を読まずに、すぐ署名をしてくれる人。寒い中、前の人が書き終わるまで待っていてくれた人。若いギャルも署名してくれた。お母さんが署名しているのを見て、自ら署名してくれた高校生もいました。そして18筆の解雇撤回署名が集まりました。メッセージの内容がすごい。「自分の職場も清掃とか外注されて大変」「解雇やめてください」「労働者が社会を支えているんです。がんばれ」「未来を築こう」など熱いメッセージをいただきました。
途中から2人でやっていて、寒いし早めに切り上げようって思ってたけど、寒さなんて忘れちゃって、本当に熱い街宣になりました。年末年始、熱い街宣さらに続けます!!
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