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Mさんへの強制執行実力阻止へ西郡住宅裁判闘争やりぬく

 2月13日、午前10時から大阪地裁807号法廷(稲葉重子裁判長)で、家賃供託で応能応益と闘う住民が八尾市による預貯金差し押さえを提訴した「差し押さえ弾劾裁判」が闘われた。全国連西郡支部、八尾北命と健康を守る会、八尾北労組を先頭に、東京からかけつけた全国連杉並支部と品川支部、関西でともに闘う労働者、議員が傍聴席をうめつくした。前回(12月12日)の裁判では裁判長の抑制を粉砕して、八尾市が送ってきた住宅追い出しの「催告状」に対する原告による怒りの陳述をかちとった。


 この日も原告団は意見陳述を要求し、裁判長は「陳述を認める」と言わざるをえなかった。傍聴席から拍手と「ヨシ!」の声。原告を代表してTさんが陳述書を読み上げた。Tさんは、応能応益は完全に破産している。2月26日に同じ西郡住民であるMさんにかけられた強制執行は、私たち一人ひとりにかけられた弾圧だ。民営化、道州制攻撃そのものだ。絶対許さない! 強制執行を決定した裁判所も同罪だ、と怒りをもって弾劾し阻止闘争に立ち上がるとの宣言を発した。原告と傍聴団の怒りと決意は裁判長や廷吏の制止の声もかき消すほどだった。前回傍聴席にも入れなかった八尾市住宅管理課は今回なんと被告席にすわった。しかし、激しい弾劾に何も答えられず廊下にも出れず裁判官と一緒に裏口からこそこそと逃げ帰った。
 新たな青年の決起も始まった。帰りのバス内集会では、初めて傍聴に入った八尾北労組員が「八尾市住宅管理課と裁判所の態度にはらわたが煮えくり返った。Mさんの問題はみんなの問題。八尾北労組は2・26ストにむけて論議を重ねている」と報告。西郡支部員は、口々に「団結こそ最大の力。ともに闘う」と決意を固めあった。まとめで「京品ホテルの闘いと同じように、われわれの闘いに交渉なんかありえない」「Mさんへの強制執行くるなら来い」「『09春闘勝利生きさせろゼネストへ!2・15総決起集会』を成功させて2・26を迎え撃とう」と提起された。裁判闘争は、強制執行阻止決戦に向けて明るく戦闘性あふれる行動としてうちぬかれた。2・26強制執行阻止へ、全国から西郡に駆けつけよう。(関西 M・K)

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