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教育改革反対で仏・ソルボンヌ大学占拠

 2月19日、68年5月のいわゆる「5月革命」の発祥の地となったソルボンヌ大学で、250人の学生たちが、サルコジ政権の教育改革に反対して講堂を占拠した。この日のパリでの3万人の抗議集会とデモが終了したのち、学生たちはソルボンヌ大学に集まり講堂で占拠・泊り込み体制に入った。警察の部隊が大学の周囲に配置されたが、大学側の要請がないため、学生たちを排除できず、待機していた。20日午前1時、警察部隊が介入したため、学生たちはこれを激突して闘ったが、最終的に講堂から排除された。だが、学生たちはこれは闘いの決意をしめすシンボリックなものだとして、今後も断固として教育改革に反対して闘う決意を固めている。


 この闘いに先立って、全国20以上の都市で5万人の大学生や教師などが、教師の地位の変更と教育改革に反対してデモに決起した。パリでは3万人が集会を開き、デモを行った。マルセイユで5000人、ストラスブールで5000人、ボルドーで3000人、リールで2000人、ポワチエで1000人、リヨンで1000人など、各地で集会とデモが行われた。サルコジの反動的な教育改革に対する闘いは、この闘いで新たな局面に入った

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