2・26西郡・森本闘争への大弾圧を許すな!
6・14~15大闘争へ動と反動の激突がダイナミックに発展している。 5月12日、織田全学連委員長への不当弾圧と完全に一体に、大阪府警公安三課はA同志を「免状不実記載・同行使」容疑で逮捕した。そして、100名以上の警察権力を動員して、前進社京都支局と八尾北医療センター、及び北部ユニオン、京大熊野寮など合計9カ所に不当な家宅捜索を強行した。
今回の家宅捜索は墓穴を掘るものとはいえ、前代未聞の凶暴な弾圧であり、絶対に許せない。とりわけ八尾北医療センターに対する家宅捜索は、大阪府警公安三課橋本正の指揮の下、診察中の診療所に機動隊を導入し、一切当該の立会を認めず勝手に警察が用意した「立会人」(八尾市職員だ!)を引き込んで強行するという前代未聞の弾圧だ。労組、支部、守る会、患者一丸となった抗議闘争で2時間にわたって大阪府警を立ち往生させた。橋本は、押収物目録も一切交付せず、でっち上げ「立会人」と二人で脱兎のごとく逃げ出していった。これに対しても最後まで雨あられと抗議闘争がたたきつけられ、必死で機動隊バスで逃げ帰ったのだ。現在も八尾北診療センターでは何が押収されたかすらまったく明らかにされていない。
警察権力は、塩川一派をたたきだしたわが革命派が関西地方委員会として全国の党の最先頭で動労千葉労働運動路線=「戦争と改憲、民営化と労組破壊」との闘いをぐいぐい実践的に切り開いていっていることに恐怖し、憎悪を募らせ今回の大弾圧に踏み込んできた。
この恐怖と憎悪は、何よりも6000万労働者の「生きさせろ」の怒りと結合し解き放つ2・26森本政二さんへの住宅明け渡し強制執行実力阻止の闘いに向けられている。八尾北以外の7カ所の家宅捜索においても、西郡や住宅闘争に狙いを定めて「前進」やビラ、部落解放闘争に関する資料、医療福祉労働運動の資料などを押収した。
ふざけるんじゃない! 2・26とは、資本が国家暴力を総動員して部落差別をもちこみ階級を分断する攻撃を実力でぶち破って、八尾北労組のストライキ決起を土台に労働者としてひとつに団結し、「道州制絶対反対!」「住宅追い出し許すな!」と逮捕覚悟の実力闘争をたたきつけた闘いだ。この団結が300万部落のきょうだいに「西郡のように闘おう」と奮い立たせた。ある県営住宅では滞日労働者が期限付き入居を強制され派遣切りで住宅からも追い出される攻撃に、国籍を超えた労働者が団結して闘いを始めている。ドンドン2・26の団結が広がっていくことを権力は恐れているのだ。闇雲な弾圧の中にまさに敵の危機の深刻さが透けて見えるではないか。
大阪府警は直ちにA同志を釈放せよ!大阪地裁はこんなメチャクチャな家宅捜索令状を直ちに取り消せ! 大阪府警公安三課橋本正よ! 押収した全てと、勝手に撮ったビラなどの写真のネガを直ちに返せ! 八尾市はでっち上げた「立会人」の氏名を明らかにせよ!
われわれの回答は、5・23狭山闘争への総決起と6・14~15闘争の大爆発で11月1万人大結集を開始することだ。4・25尼崎事故弾劾現地闘争の勝利引き継ぎ「1047名解雇撤回」第二次国鉄決戦勝利を先頭に、四大産別決戦で革命をたぐり寄せよう!(革共同関西地方委員会)
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