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県庁前と市役所前で裁判員制度実施反対を訴え

 「裁判員制度の実施強行を許さないぞ!」21日当日朝から、群馬労組交流センターと群馬合同労組、100万人署名運動の仲間が県庁前と前橋市役所前に登場しました。一帯にノボリやカードが林立する中で怒りのアジテーションが響き渡り、ビラが吸い込まれるように受け取られていきます。


 「県庁職員の皆さん。今日の新聞で、『人事院勧告で県職員の夏のボーナス一割カット』と報道されています。政府は司法改革の目的を、規制緩和で貧困が広がり犯罪が増えるから裁判員制度を実施すると言っている。こんな裁判員制度を阻止しよう」「組合執行部はボーナスカットをのむと言っている。ふざけるな。ここで賃下げを許したら、今度は県の臨時職員や市町村、民間企業の賃下げに道を開くことになる。今こそ職場から怒りの声を上げて6・14に結集して反撃しよう!」
 昼休み前には裁判員制度に反対する弁護士や、1月25日の高山俊吉弁護士集会・デモに参加した市民が集まり、宣伝隊は16名に膨れあがりました。県庁記者クラブに「反対派がデモをしている」と伝わって、マスコミも殺到しました。
 市民と弁護士が前橋地裁前に陣取ってビラをまくと、拒否する裁判官がいたので「初日でさえ市民の声を聞くことも拒否する裁判員制度のどこが開かれた司法だ!」と弾劾すると、昼休みからもどった職員ほぼ全員がビラを受け取りました。 予想を超えたビラの受け取りに途中で足らなくなり、あわてて取りに行く場面もありましたが、裁判員制度反対や法政大学弾圧弾劾、6・14ビラなど、現場にあったビラは一枚残らず労働者民衆の手に渡り、計1650枚がまかれました。
 行動に参加した全員が「労働者は職場の攻撃と裁判員制度を直感的に一つのものとして感じている。労働者の怒りは毎日毎日高まっている。裁判員制度は粉砕できる!」の実感をもちました。この力を6・14-15に総結集しよう。その力でこそ裁判員制度は粉砕できます。がんばろう。(群馬・A)

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