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東京・世田谷で田母神講演会に抗議のビラまき

 「日本は侵略国家だったというのは濡れ衣」という論文を書いて、航空幕僚長を更迭された田母神の講演会が、5月22日、世田谷区の烏山区民センターで開催されるというので、抗議のビラまきをしました。百万署名世田谷の会が呼びかけて、東京西部ユニオンと婦人民主クラブ杉並支部の仲間も加わりました。


 この講演会の主催は、産経新聞の地元の販売所ですが、ここの主人は烏山からオウム真理教を追い出す草の根保守運動のリーダーをやっている人物でもあります。5時過ぎに会場直近の千歳烏山駅北口に4人で陣取り、「侵略戦争を正当化する田母神講演会に反対します」と声をかけながらビラを配り始めました。右翼や講演会参加者が突っかかってくることを予想してかなり緊張しましたが、特にそういうことはなく、講演会の宣伝ビラと勘違いして受け取った人もビラを見て「反対なんだ」と驚いていました。明らかに講演会参加者と思われる人が何人も会場の場所を聞いてきたのですが、普通にビラを受け取っていきました。しゃくにさわるので、会場を教えながら「私たちは反対してます」と言い添えると、「私は賛成です」と対抗する人もいました。
 そんな感じで講演会開始時間の6時半まで、約300枚のビラを配りました。どうせやるならトラメガを使って、戦争・改憲と民営化・労組破壊を推進する麻生政権打倒や、法大弾圧弾劾、6・14-15集会への結集などを呼びかけながら、田母神を批判すればよかったと意欲がわきました。大恐慌と戦争情勢の中で、戦争勢力の跳梁を許さないために、地域・職場・学園で団結を固めてひとつひとつキッチリと闘っていくことの大切さをあらためて感じました。(百万署名世田谷の会・S)

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