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「解雇撤回!」「民主労組死守!」さらなる闘志で闘う双龍支部

 双龍自動車労働者の77日間に及ぶ工場占拠ストは、8月6日、労使合意により一旦終結したが、会社側は早くも、労組側が大きく譲歩した合意事項さえ踏みにじり、攻撃を激化させている。100億ウォンの損害賠償請求、スト参加組合員に対する会社と労組事務所への立ち入り禁止および無期限待機発令、「救社隊」社員による民主労総脱退の動きなど、むき出しの労組破壊攻撃だ。


 こうした中、金属労組双龍自動車支部の労働者たちは、解雇者を先頭に、闘争継続の意志を打ち固めている。
 支部ではこれまで、拘置所内で断食闘争を闘っているハンサンギュン支部長に代わってキムソニョン首席副本部長が支部長職を代行してきたが、キム職務代行も拘束不可避と判断し、第3指導部を選出した。一般組合員出身のパククムソク職務代行だ。
 さらに8月26日、組合傘下の解雇者組織である整理解雇特別委員会が主催して整理解雇者懇談会(写真)が開かれた。その場には、スト参加者全員を先頭に、労組指導部の予想を超えて500人が結集し、イスが足りなくなった。会場各所で討論の渦ができた。パク職務代行は、解雇者支援事業と職場復帰闘争を提起した。
 支部ではさらに、シュプレヒコールの繰り返し部分も、「整理解雇撤廃!」から「民主労組死守!」へと変えた。
 あれほどの殺人的な鎮圧作戦と労組破壊攻撃を受けてなお、しかもパニック障害や対人恐怖症などの後遺症に苦しみながらもなお、闘う意志をみなぎらせているのだ。労使合意の内容こそ、大幅に労組が譲歩したものだったが、この闘争意志と団結を見たとき、双龍闘争は勝利できる闘いだと言えるのではないか。
 一方、工場に残ることができた労働者に対しても激しい労働強化と不当労働行為が加えられている。30分早く出勤しての体操強要、全てのイスの撤去、工場間の移動禁止、暴力ガードマンによる恒常的な写真撮影、待機発令に直結する人事評価など。
 こうした状況に対し支部では工場前での宣伝戦を繰り広げ、会社側に動員された労働者の中でも労働組合の必要性に対する意識が高まっているという。
 双龍自動車闘争はまさにこれからが勝負だ。11月集会1万人に向けたわれわれの組織戦は、解雇撤回と団結を切望する双龍労働者の闘いと一つだ。(H)

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