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3つの労働組合が呼びかけ10・18福岡労働者集会

  福岡市の天神で10・18福岡労働者集会が開催されました。九州の3つの労働組合が呼びかけての集会で、現在戦闘的に且つ先鋭的に闘っている労働者からの発言にピリリと締まった集会であり、なによりも11・1への総決起集会として勝ち取られた集会でした。
 冒頭の主催者あいさつの後に、まずは合同労組レイバーユニオン福岡の青年労働者が、時代認識と1047名闘争を強調する内容で基調を提起。続けて前半の闘いの報告が始まり、雇い止め解雇を許さず解雇撤回を闘う、若い派遣労働者が発言。自治体労働者からは、自治労熊本大会に決起して、民主党を支える自治労本部打倒闘争に登場したこと。教育労働者からは、分会でのビラまき活動で分岐をつくり出し体制内と激突している状況や、広島の教育労働者への8・6大行動参加に対する処分攻撃を徹底弾劾する発言がありました。


 国労闘争団員からは国鉄1047名闘争の意義やその位置、政治解決絶対反対の決意が語られ、動労千葉からは、11・1集会に結集し全世界の闘う労働者と団結して世の中を変えていこうと力強いアピールが発せられました。
 その後の休憩中には韓国双龍自動車労組の闘いをDVDで紹介しました。そして後半は、様々な闘いからのアピールで始まりました。
 国労5・27臨大闘争弾圧を弾劾し国労5・27基金への加入を要請するアピール。学生からは法政大学への大弾圧への怒りと勝利感が報告され、開始された裁判員制度を廃止に追い込むまで闘う決意も述べられました。また、つい先日不当な弾圧を跳ね返して奪還された長崎県労組交流センターの仲間から、今回の弾圧が今の民主党―連合政権による闘う労働運動つぶしの攻撃であることと、完全黙秘-非転向が勝利のカギだということが訴えられました。
 後半の闘いの報告では、福祉施設での解散・解雇攻撃と闘う労働者から、裁判闘争や労働委員会闘争を駆使して不屈に闘い抜いている報告と闘いへの結集が呼びかけられました。運輸労働者からは、「労働組合だから出来ることがある。これからも労働組合運動を続けていく」という宣言が。合同労組レイバーユニオン福岡の仲間からは、組合員が1人であっても職場全体の獲得を目指して団体交渉を申し入れ闘い抜いているという報告がされました。
 最後にまとめの行動提起を羽廣憲さんが行い、まさに九州・福岡の労働運動の大きな前進を実感できる、圧倒的な内容の集会として成功しました。
屋内集会終了後に天神を突っ切るデモンストレーションに出発しました。注目度満点で、道行く青年も一緒にシュプレヒコールをあげたりと、街頭の怒りと一体になれた感じがしました。総括集会では11月1日、日比谷野音へ仲間を連れて行くことを全体で確認し、団結ガンバローで締めくくりました。(福岡H)

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