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11・8沖縄県民大会前夜闘争うちぬく

「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する11・8県民大会」前日の11月7日、沖縄労組交流センターを中心に約50人の部隊が正午から那覇市の沖縄県庁前と国際通りで街宣行動を行った。「国鉄1047名を先頭とする階級的労働運動の爆発の中にこそ、沖縄基地撤去の展望がある」「県民大会を民主党政権の裏切りに対する怒りのるつぼと化して成功させよう!
」との訴えに、賛同署名に応じる人が次々と立ち止まった。
 「私はコザ暴動(70年)に参加した」という年輩の女性、「明日の大会は必ずいきますよ。また話しましょう」と応じた青年労働者、「(星野文昭さんの話を聞いて)絶対許せないですね。何か力になれることがあれば協力したい」と話し込んだ人…。賛同署名は途絶えることなく続いた。
その後、国際通りをデモ行進。「県内移設を既定路線とした民主党・連合政権を打倒しよう!」のかけ声とシュプレヒコールが大きな注目を浴びた。


 ●労学総決起集会
国際通りをデモ後、午後6時から沖縄青年会館で労学総決起集会が開かれた。「明日本番の訪韓闘争と同時の決戦となった。連帯して闘おう」「動労千葉派として沖縄労働運動の新たな前進を開こう!」と主催者の実行委員会が呼びかけ、集会は始まった。
沖縄民権の会の座覇光子さんがあいさつ。「基地問題の現実をもっと知らせる努力が必要です。沖縄の問題は日本全体の問題、世界の問題です。日本の労働者が沖縄の労働者と連帯することが大事だと思います。明日はともにがんばりましょう」
 北部合同労組副委員長の富田晋さんが基調報告。「沖縄は大きな分岐と流動の渦中にあります。1047名闘争こそ、万国の労働者が団結し、基地撤去の実現につながる闘いです。県外移設を公約して政権を取った民主党政権が辺野古案を一夜にして容認した裏切りは、絶対許せない。体制内指導部から沖縄反戦闘争の旗を取り戻そう。沖縄基地問題は革命の火薬庫だ。この火薬庫に火をつけるのはわれわれだ」と訴えた。
 NTT労組の真喜志康彦さん、北中城村議会議員の宮城盛光さん、南部合同一般労組の柿本博人さん、沖縄の基地労働者など、現地の労働者、闘う仲間が次々と決意を語った。
 この中で真喜志さんは「沖縄の世論は70%以上が県外移設を要求している。民主党政権はこれに真っ向から水をかける行為を行った。職場の同僚もみな怒りを爆発させている」と報告、宮城さんは「明日は地域からバス2台で参加する。11月集会に結集した労働者、学生の力でこの社会を変えられると自信をもっている」とアピールした。
 相模原市議会の西村綾子議員、ス労自主、大阪の自治体労働者、広島労組交流センターの仲間、全学連坂野委員長代行など、本土から駆けつけた仲間が決意表明。全学連の坂野君は、「10・16法大闘争で逮捕された2人の学友を昨日奪還した。11月集会の圧倒的な力です。安保・沖縄問題は日帝の最大の矛盾だ。ここに日帝打倒の路線がある。労働者学生の力で米軍基地撤去、辺野古移設絶対反対で闘おう。民主党・連合政権を打倒しよう。獄中8学生を奪還しよう」と訴えた。
 「県民大会をわれわれの力で牽引しよう!」力強いシュプレヒコールで集会を締めくくった。(KS)

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