「国鉄決戦と反原発で11月へ!」関西革共同集会が大成功
7月31日、革共同政治集会が大阪市立中央会館で開催され、全関西から220人が結集し、大成功した。
集会の冒頭に、2011年前半決戦をふりかえるDVDを上映。司会のマル青労同の女性同志が意気高く開会を宣言した。連帯のアピールを部落解放同盟全国連西郡支部の岡邨洋支部長が行い、3・11情勢と対決しプロレタリア革命を担う支部1千名建設への決意を熱烈に表明し、新自由主義の先端で西郡更地化=廃村化攻撃と闘いぬく宣言を発した。
黒沢肇同志が基調を提起した。「本集会は、プロレタリア革命勝利への総決起集会である。3・11反革命と闘い、エジプト革命に続いて、労働組合の力と学生自治会の力でプロレタリア世界革命へ進撃しよう。そのカギは被災地、フクシマの怒りと結びつくことだ」「国鉄決戦と反原発闘争で11月1万をなんとしても実現しよう」と訴え、2011年前半決戦をそうした観点から確信をもって総括した。米帝のデフォルト―ドル暴落過程への突入、戦後支配の崩壊というとてつもない時代の到来を、「生きるために闘うことが革命」となる時代としてとらえ、労働者階級の決起が澎湃とわき起こっている中で、日本における新自由主義攻撃の環としての国鉄と原発を全面的に捉えきって、8―11月決戦をすべてをひっくりかえす闘いとしてぶちぬくことを訴えた。そして、何よりも3・11反革命をぶち破って決起してきた労働者・学生の仲間に、革共同に結集して階級闘争全体の勝利をともに担おうと、党への結集を熱烈に訴えた。
次に、関西地方委員会を代表して青年労働者が地方委員会報告と今秋決戦方針を提起した。3・11反革命を見据え、突き抜けて闘いぬいてきたこの間の党建設をマル青労同建設を軸に報告し、9・11反原発闘争―10・2青年集会を跳躍点として11月1万決起に革命の勝利をかけて闘うと決意表明した。
特別報告に立った同志が「新自由主義と対決する新たな部落解放闘争をつくりだそう」と題して部落解放闘争における綱領的路線的=実践的到達地平を提起した。80年代地対協路線を国鉄分割・民営化、原発推進と一体の日本における新自由主義攻撃の核心としてとらえ、それとまったく闘えなかった解同本部派や全国連本部の路線的破産を突き出し、今日の西郡闘争がその一切を打ち破るものとして登場してきている決定的意義を熱烈に訴えた。西郡支部1千名建設こそはプロレタリア革命の主体そのものである部落解放闘争の本来持つ革命性・プロレタリア性を徹底的に解き放つ闘いであり、革共同は支部員のみなさんとともにその勝利のために全力で闘うことを表明した。
決意表明では国鉄、全逓、教育、自治体、医療・福祉、合同・一般、マル青労同の労働者とマル学同の代表が登壇。国鉄委員会の同志は先日闘われた国労大会決戦を報告し、「国鉄決戦が決定的情勢に突入した。外注化決戦に勝利し、青年労働者の組織化に全力をあげる」と力強く決意表明した。自治体労働者は、自治労富山保育集会において切り開いた決定的情勢について報告し、「組合権力奪取と党建設こそすべてのカギだ」と宣言した。マル青労同の同志は、「青年こそ11月組織化の先頭に立つ」と全体に檄を飛ばした。マル学同の同志は、大学自治会建設へ全力をあげて勝利すると発言した。
多くの参加者から、「革命を現実のものとして感じられた」「党への結集の重要性がよくわかった」との感想が寄せられている。今秋決戦へ画期的な革共同集会として実現できた。(関西支社)
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