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橋下打倒集会に450人 国鉄・公務員決戦の歴史的大高揚へ

20131001b-1.jpg 9月29日、大阪市役所を目の前にした中之島公園で橋下打倒集会が開催され、全国から450人が結集した。昨年から3回目を数えるこの集会には、各職場で激しい民営化攻撃と闘う労働者が組合旗をもってかけつけた。 

 全国金属機械労組港合同の中村吉政副委員長からの「労働組合の闘いが橋下による民営化との闘いの核心だ」という発言に続き、全日建運輸連帯労組関生支部からのメッセージが読み上げられた。動労水戸の青年労働者・照沼靖功さんは「研修業務の外注化は完全に労働組合の団結破壊が目的であり、安全破壊そのものだ。JR北海道の相次ぐ事故の現実を見てください!被曝労働拒否の闘いでつながった国労郡山工場支部とともに闘う」と力強くアピール。続いて動労千20131001b-2.jpg葉の中村仁執行委員が9・25動労千葉鉄建公団訴訟控訴審の反動判決を弾劾し「不当労働行為を認めさせたことは決定的。しかしなぜ解雇が撤回されないのか!慰謝料だけだったら労働者は使い捨てじゃないか! 不当労働行為と闘っている全国の労働者の先頭で、動労千葉の闘いで絶対に風穴を開ける。解雇撤回を求めて最高裁に向かって闘う」と熱烈な決意を表明した。
 9・25反動判決を弾劾する集会宣言が読み上げられた後、集会の基調報告を八尾北医療センター労組委員長の藤木好枝さんが行った。「労働組合のたたかいが安倍・橋下の攻撃を破産させ、追い詰めている。いかなる解雇・処分も許さず、労働組合めぐる攻防に勝利し橋下を打倒しよう。国鉄闘争の地平で闘えば勝てる! 八尾北・西郡闘争20131001b-3.jpgは、安倍政権-橋下・維新の会の成長戦略の要である更地化攻撃や医療の産業化と真っ向から闘いはね返してきました。11月労働者集会1万結集で景色を変えよう。そこから来年3・11へ攻め上ろう!」と訴え、満場の拍手に包まれた。
 橋下による民営化攻撃と対決する現場からの特別報告が行われた。大阪市職の労働者は「労働者の怒りに火はついている。秋から自治労ストライキを組織しよう。ここにしか未来はない!」ときっぱりと言い切り、いかなる処分策動も許さない決意を明らかにした。大阪市交通局の労働者はユーモアも交えながら「自分は職務命令を拒否したが、嫌々従っている者も根本的な問題を現場から問うている。“大阪の恥”橋下が嫌いなことをドンドンやっていこう」と訴えた。
 斎場労働者のメッセージ、カンパアピールに続いて、自治体職場や拠点労働組合から民営化・外注化反対、非正規職撤廃のアピールが発せられた。奈良市従、関東の自治体労働者、愛媛県職の自治体労働者が、当局や体制内労組執行部との激しい攻防を報告。さらに高槻医療福祉労働組合、動労西日本、日教組奈良市、関西合同労組・郵政非正規部会、全水同盟、婦人民主クラブ全国協議会、全学連からの力強い訴えが、会場全体を熱気に包んだ。
 最後に港合同の木下浩平さんがまとめを行い、「闘いの方針ははっきりした。あらゆる職場に闘う労働組合をつくること、その力で安倍・橋下の狙いを打ち砕くことだ。その総括軸が11月労働者集会だ」と核心的に提起した。集会後のデモは大阪駅前まで行われ、繁華街の労働者の圧倒的注目を集めた。
 11月労働者集会から来年3月に向かう階級決戦へ、9・25反動判決への怒りも新たに闘いの火ぶたは切られた。国鉄・公務員決戦の歴史的な大高揚を切り開こう。(関西S) 

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