東北春闘集会が大成功、デモに圧倒的注目
闘いの春が来た! 2月27日、東北春闘集会が仙台市内で開催され、100人を超える結集で大成功した。
司会のあいさつの後、基調提起を国労秋田闘争団の小玉忠憲さんが行った。小玉さんは国労本部により4月1日をもって組合員権を剥奪されようとしている。組合による首切りを許すな! この集会はまさに、東北の労働者は小玉さんとともに闘うという戦闘宣言の集会なのだ。小玉さんは、自分たちは今まさに世界史の歴史的転換点に立っていると、その中で国鉄闘争全国運動こそ闘いの中心軸に据えるべきだと、体制内労組執行部の「階級融和・和解」の思想を粉砕して闘う執行部・路線を確立させようと、そして菅政権を打倒して朝鮮侵略戦争を阻止しようとの4点を熱く提起した。
講演を鈴木達夫弁護士が行い、チュニジア・エジプトの決起は労働者としての人間の根底からの叫びであり、それは世界の人類を必ずとらえると訴え、大失業と戦争の時代は真っ暗な時代ではない、労働者解放のチャンスの時代なんだと喝破した。
国労の仲間、仙台市役所・動労千葉を支援する会の仲間、秋田の仲間、さらには南部バス労組、全金本山、全逓、教労、医療福祉、婦民全国協、星野救う会、東北大学生自治会の仲間から熱い決意表明があった。
団結ガンバローのあとデモ行進。休日で賑わう仙台の繁華街の中で、デモ隊は圧倒的注目を集め、一緒にこぶしを振り上げる通行人も数多かった。闘いはこれからだ! 東北の労働者は、チュニジア・エジプトの労働者に続いて、全国の先頭で闘うぞ! (宮城 N・J)
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