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京大で「教育の民営化反対!」集会と学内デモ

 12・4「教育の民営化反対!」京大集会は、今までにないほど学生が集まり大成功しました! 11月集会に至る過程で、わたしたちは「クラス」に徹底的にこだわってきました。学生が単位に直接縛りつけられ分断されている現場である教室に、『前進』を使った政治論議を持ち込んで討論を巻き起こし、決起を作っていくことに挑戦してきました。そしてついに今回の集会で、全学連運動復権の「のろし」が上がりました。クラス討論でつながった学生が次々と集会を見に来て、ビラもすごい勢いで手に渡っていきました。

 集会はあいにくの雨で始まりましたが、集会が進行するにつれ晴れ上がり、まさに解放的に打ち抜かれました。まずはじめに、熊野寮の最先頭で闘う学生が基調報告を行いました。大学当局による自治破壊攻撃と、それに屈服して絶望をあおる寮内の体制内派をとことん弾劾しました。「国鉄分割・民営化の際、カクマルは自分たちだけが生き残るために職場の団結を破壊した。一方、動労千葉は団結してストライキをやって1047名の解雇撤回闘争を生み出した。この1047名闘争は23年間今日まで続き、大恐慌下の民主党・連合支配の最大の弱点になっている! 俺たちは、団結してみんなで生き残る道を選ぼう! 団結すれば勝てる! 11月集会の団結で自治寮を守り抜こう!」と熱く訴えました。
 次に8学生奪還のアピールが行われました。「教育の民営化を粉砕するとは、獄中の8学生を取り戻すことだ! 彼らと団結してキャンパスを取り戻そう! 年内に絶対に奪還しよう!」
 学部自治会で闘う学生からも発言がありました。「学生は立ち上がらない」と決め付ける体制内執行部の制動を打ち破って、教室で「大恐慌に立ち向かう自治会を作ろう」と訴えて、どんどん結合が始まっていることが報告されました。今回は広島大学の学生も参加し、広大でもサークルをめぐる自治破壊に対して立ち向かい、学生の団結で反戦の「ヒロシマ」を守るとい決意が述べられました。京大キャンパスでのクラス討論を先頭で担ってきた学生は、「僕たちは、何かこうやったらうまくいくという青写真を示して、付いてきてほしいと言っているのではない。あくまでもこのキャンパスで一人ひとりの学生が、立ち上がり団結するという中にこそ、社会を変える展望があるのだ!」と確信にあふれたアピールをしました。先日の国労5・27弾圧裁判で暴処法を粉砕したことについて、「権力者の誰の力にもよらず、労働者の団結のみで戦前の弾圧法を粉砕したことはまさに歴史的だ! この力で8学生を奪還しよう!」という発言も続きました。
 最後に行動方針として「キャンパスでの党派闘争に勝ち抜き、教育の民営化を粉砕しよう!なんとしてでも仲間を増やそう! その方針が8学生奪還と、全学連運動の復権だ!」と力強いアピールが行われ、参加者は学内デモに出発しました。
 デモはまさに圧巻でした。11月集会に初めて参加した学生たちが、今度は組織者としてプラカードやのぼりを手にデモに参加している! こんなに感動的なことはありません! 闘う学生が、ひとつの隊列としてキャンパスを制圧している! 11月集会で作り上げてきた団結が、本物であったことが一目でわかりました。「この路線で勝てる!」と誰もが確信に満ちてデモをやり抜きました。これからもクラスでの討論にこだわり、『前進』を武器にキャンパスで組織拡大します!! 学生は団結しよう!!(京大・W)

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