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東京・池袋で170人が国際婦人デーの集会・デモ

 3月7日、東京・池袋で、「労働者民衆に力あり!国鉄1047名解雇撤回・戦争と大失業の民主党連合政権打倒!」を掲げた2010年3・8国際婦人デー行動が開催され、首都圏から女性労働者、青年・学生170人が結集し、熱気あふれる集会とデモを行った。集会冒頭に、3月4日亡くなった中野洋動労千葉顧問を追悼して黙祷を行い、故人の遺志を継ぎ、今春国鉄決戦を始めとするあらゆる激突に絶対勝利する闘いをやりとげようと確認した。

 最初に、三里塚反対同盟婦人行動隊の宮本麻子さんが2・25千葉地裁・仲戸川裁判長による現闘本部裁判の極反動判決に怒りを表明し、市道廃道化攻撃を徹底弾劾した。さらに2月に続いて3月1~2日とストライキに立ち上がった動労千葉の中村仁さんが、「解雇は撤回しかない。4・4派のように闘争を終わらせたら分割・民営化が正しかった、今のような世の中が正しかったことになる。23年闘ってきたのは自分のためだけじゃない。若い人が暮らせない世の中を変えよう」と、重大局面に入った国鉄1047名闘争への動労千葉の決意を語った。続いてこの日、前進社への襲撃という反革命行動に出た部落解放同盟全国連中央本部に対して、全国連杉並支部の田中れい子支部長と品川支部の代表が徹底弾劾。階級の団結で真の部落解放運動を闘いとっていくことを訴えた。
 集会の基調報告を、婦民全国協の会員である東京の自治体労働者が行った。「革命的大動乱の時代、団結して闘えば大恐慌から戦争にいく道を変えることができる。前人未到の闘いだからこそ、わくわくしながらやっていこう。女性労働者が先頭に立って闘おう」と確信にみちて提起した。続いて各職場・地域で闘う女性労働者から闘いの報告が行われた。日本共産党の組合支配と闘って職場に闘う団結を築き上げてきた医療労働者。7年間の深夜連続労働で体を破壊されながら、それを資本の犯罪として告発し真っ向から闘う宣言を発した金属労働者。神奈川の教育労働者からは、現執行部打倒を訴えて青年とともに大躍進した選挙戦の報告。婦民全国協からは、退職強要攻撃と闘う会員の報告と、今こそ婦民の旗を各地に立てていこうという呼びかけ。全学連の学生からは、教育の民営化粉砕を掲げ、海を越えて米カリフォルニア全土で闘われている教育ゼネストに全学連が参加し決起していること、それと呼応して法大を先頭に闘いが爆発している様子が生き生きと語られた。
 イラク反戦と国鉄決戦勝利へ、3・20集会がワーカーズアクションから提起され、4・28沖縄闘争が東京女性部で自治体の労働者から呼びかけられた。さらに入管に収容されているイラン人難民からの訴えを携えて、5月入管集会への訴えが行われた。集会の最後に、三里塚市道廃道化、第三誘導路建設絶対反対の決議が採択され、集会の名で獄中35年の星野文昭さんへのはがきを書こうと呼びかけられた。全国労組交流センター女性部長の長谷川ユキさんがまとめと団結頑張ろうを行って、デモに撃って出た。(D)

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