住宅追い出し許すな! 八尾市に大抗議闘争
9・11反原発100万人アクションの熱気そのままに、9月14日、部落解放同盟全国連西郡支部と八尾北医療センター労組、八尾北命と健康を守る会、道州制・民営化と闘う共闘会議、そして、休暇をとってかけつけた全国連杉並支部と関西の労働者・学生150名は、「原発推進・大増税の野田政権打倒!住宅追い出し、西郡更地化・廃村攻撃許すな!八尾北医療センター明け渡し絶対反対!」の大抗議闘争を闘いぬいた。
3時、八尾北医療センターでの決起集会につづき、4時半から市役所前行動は始まった。
岡邨洋支部長が、「8・25話し合いを拒否した八尾市を徹底弾劾する。闘いはどんどん広がっている。解同本部派・地区協支配は打ち破られた。階級的団結で新自由主義と対決する全く新しい部落解放運動で勝利できる。フクシマの怒り、地域住民の怒り、自治体労働者の怒りと結びつき、支部1000名建設で、腐りきった社会を根底からひっくり返そう」と呼びかけた。末光道正八尾市議は、「9月議会で、巨大プロジェクトでゼネコンをもうけさせ財政破綻に陥った八尾市は、その危機を市有地売却と人件費削減(クビ切りと非正規職化)でのりきると言った。団結すれば勝てる」と訴えた。支部青年部長の佃文弘くんは、「国や八尾市がうそとだましと脅しで、部落民労働者を食い物にして生き延びようとする本質を暴いた。絶対反対の団結こそ追い出しを阻止できる。9・24西郡青年交流会に集まろう。今闘わずしていつ闘うのか」とアピールした。藤木好枝八尾北労組委員長は、「市職員への首切り・非正規化は、西郡更地化、八尾北明渡し攻撃と一体だ。団結しよう」と訴え、重松信子医師、守る会が9・28八尾北裁判への決起を呼びかけた。そして、次々と託者が戦闘的に決意を述べた。関西労組交流センター代表の富田益行さんは、「外注化阻止・非正規職撤廃、偽装請負を告発し、動労千葉はストライキに決起する。西郡・八尾北と原発を止める闘いは一つだ。国鉄闘争全国運動で闘う労働運動をよみがえらすことが勝利の道。住宅追い出しに手をかけたら全国から結集して阻止する」と宣言した。全国連杉並支部、国鉄、自治体、全逓、教育労働者、合同労組、全学連が次々とアピール。最後に09年2・26闘争当該の森本政二さんが「団結こそ勝利」、供託者Aさんが「絶対に負けない、勝利するぞ」と戦闘宣言。圧倒的注目と共感の中、アリオまでデモを打ちぬいた。
7・24支部大会の成功に対する、7・26住宅明け渡し裁判での大阪高裁反動判決、7・27供託者への催告状攻撃に、供託者が団結して闘いに立ち上がったとき、八尾市は本当に追いつめられた。われわれは勝利者として、支部1000名建設で新たなムラの決起を生み出し、階級的団結で新自由主義・道州制攻撃を粉砕する。9・19反原発闘争、10・2関西青年労働者集会から11・6労働者集会1万人結集をともに闘い取ろう。(U)
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