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2・28北陸春闘集会をやりぬいたぞ

 2月28日、一般合同労組・北陸ユニオン主催の北陸春闘集会を、北陸の労働者・学生の結集でやりぬきました。この集会は、3・1~2動労千葉第2波スト、社保庁525名解雇撤回、八尾北医療センター民営化反対の闘いと呼応するものとして、「国鉄1047名解雇撤回!JR検修業務外注化阻止!合理化絶対反対!」を掲げてかちとられました。
 集会は、まず国鉄5・27臨大闘争弾圧被告団長の富田益行さんの講演から始まりました。

 富田さんは、「国鉄1047名解雇の本質は、闘う労働者をたたきつぶす攻撃だった。国労本部とわれわれ動労千葉派との違いは、JR資本と闘うかどうかということだ」と鮮明に提起し、与党3党による「解決案」は「1047名闘争を解体するための攻撃。闘争団内に分岐をもたらすが、解雇撤回、民営化絶対反対派を獲得する決定的チャンスだ」と訴えました。そして、動労西日本の山田和宏副委員長への解雇攻撃が、山田副委員長が職場で青年労働者を組織化していくことに恐怖したJR西日本資本の攻撃であることを報告し、「体制内派を打ち破って青年労働者を獲得したい。動労千葉に続く闘う労働組合を国労の中につくりたい」「北陸でも、JRの青年労働者を獲得する闘いをしてほしい」と結びました。
 富田さんの講演を受けて、北陸ユニオンの青年労働者、富山大学新樹寮の学生、「とめよう戦争への道!百万人署名運動」富山県連絡会の仲間が、闘いの報告と決意表明を行いました。
 北陸ユニオンの青年労働者は、学校現場で動きやすいようにジャージで通勤するのが慣例だったのに、ある朝、管理職がスーツで通勤するように通告。職場で話し合った結果、翌日職場の労働者が全員ジャージで通勤し、管理職に打撃を与えたことを報告。「労働者が団結すれば、力があることを実感した。職場の闘いと社会全体の問題を結びつけて、3・20へと闘いたい」と力強く決意表明がされました。教育の民営化、自治寮廃寮化攻撃と闘う富山大の新樹寮生からは、「大学当局と闘う方針をめぐって、寮自治会の体制内派と激突している。大学に援助してもらっているのだから闘うなという体制内派に対して、自治寮廃寮絶対反対の仲間を組織したい」と決意が語られました。百万人署名運動の仲間も、「裁判員制度廃止で闘った。青年労働者が生き生きと闘える署名運動をめざす」と発言。「国鉄、沖縄、法大、三里塚と全ての闘いを結集して、3・20で民主党政権を打倒しよう」と司会がまとめ、団結頑張ろうで締めくくりました。
 集会後、富山市内をデモ。会場の向かいの富山市役所を通って、富山中央郵便局、社会保険事務所、JR富山駅までという絶好のコースです。「道州制・民営化絶対反対!」「解雇撤回!」「民主党政権打倒!」のシュプレヒコールが富山市内にガンガン響きわたりました。
 この集会で路線は鮮明になりました。課題は組織拡大です。春闘集会を契機に、北陸の労働者・学生を丸ごと組織化する闘いに断固うって出る決意です。(北陸ユニオン・K)

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