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東京東部で春闘討論集会、青年労働者の未来かけ闘う決意

 3・5東京東部春闘徹底討論集会が亀戸において55人の参加で行われました。集会前のビデオ上映は、動労千葉の2~3月ストの映像と、3・4全カリフォルニア州闘争の速報です。ヘリからとったビデオは音声はなかったものの三車線に広がるデモは大迫力です。「Fight Back」の大横断幕の横にあるのは全学連の旗でした。上映後、動労千葉中野洋常任顧問の逝去の報告と1分間の黙祷を集会参加者全員で行い、集会に入りました。

 基調は東交の青年労働者です。「反戦も外注化阻止も、青年労働者の未来のかかった闘いです。東部の青年労働者はその先頭に立とう」と締めくくりました。特別報告を動労千葉新小岩支部の佐藤正和支部長が行い、「組合員は悲しみもありますが、闘いの決意に燃えています。われわれは意気軒昂としてストライキに突入しました。闘えば勝てる。勝利の展望は自分自身の闘いの中にある。1047名『解決』案は闘争解体策動。労働運動の未来を左右するなら解雇撤回を下ろしてはならない」と力強く述べました。
 東部星野さんを取り戻す会の特別アピールの後、各職場での闘いの報告と決意です。職場での攻防と委託される側と本体の連帯を訴えた自治体委託労働者。教育現場の非正規化のおそるべき現実を暴露した青年教育労働者。JR同様の安全の崩壊を暴露した東交の青年。さらに職場の民営化と闘う自治体労働者の発言の後、フリートークに。ストライキ支援の朝ビラで出会った外注先職場の労働者から、「いきなりの雇い止めで今月末10人が解雇されようとしている」「必ず解雇を撤回させる」と強い決意が述べられ、集会は一気に盛り上がりました。最後に「成田市は団結街道廃道を即刻中止せよ」の決議を上げ、東部ユニオンの青年労働者が中野顧問への思いを語り、3・20へのアピールを行いました。
 夜の2時間でしたが、青年労働者が基調とまとめの3・20アピールを力強く訴えたのがとても新鮮で、濃密な集会でした。特に教育労働者の青年が訴えた、非常勤の教員が4~5校のかけもちをして、さらにスーパーでバイトしないと生きていけない過酷な現実は衝撃的でした。これが今、青年労働者の置かれている現実です。同時にこの青年労働者が今、全労働者の先頭に立って闘いに立ち上がっていることが実感できた集会でした。(東京東部・S)

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