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敦賀現地で「もんじゅ」運転再開と唯一対決

 5月6日、8・6広島─8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会と北陸労組交流センターは、福井県敦賀市で高速炉「もんじゅ」の運転再開阻止の闘いに決起した。この日、プルトニウム確保と自前の核武装の道をがむしゃらに進める鳩山民主党・連合政権は、ナトリウム火災事故で15年間停止していた「もんじゅ」を動かそうというのだ。絶対に許せない!
 早朝、JR敦賀駅前に登場し、駅長と警察の妨害をはねのけ、もんじゅ再開絶対反対の街頭宣伝を展開した。

 マイクでの訴えに通勤・通学中の労働者・学生が熱い注目、ビラの受け取りは抜群だ。地元では、住民の命を無視し北陸新幹線などの利権を最優先して運転再開を共謀・決定した西川福井県知事と河瀬敦賀市長、さらに民主党政権への怒りが渦巻いている。
 この圧倒的多数の運転再開反対の声を胸に、敦賀半島白木の「もんじゅゲート」前に直行。「日本に核兵器を絶対作らせない!」と大書された横断幕を掲げて即時運転中止の申し入れ・抗議行動に断固突入した。あわてふためき妨害に必死の警察権力。殺到するマスコミ取材記者たち。再開一色の空気が一変するなかで、8・6広島─8・9長崎反戦反核闘争全国実行委の三角忠事務局長が、日本原子力研究開発機構・岡崎俊雄理事長等もんじゅ推進トップ3名に対する抗議文を読み上げ、応対の課長に手渡した。そして制御棒が引き抜かれ始めた午前10時36分、もんじゅ建屋が一望できる白木海岸で、「運転再開強行徹底弾劾! もんじゅ解体するまで闘うぞ!」と怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。その後、市街にある同機構敦賀本部に寄り、抗議文を受け取らせ、近隣の櫛川社宅へのビラ入れも行った。
 われわれ11月集会派は国鉄・沖縄の怒りと一体で唯一、午前中の運転再開強行と対決し、日帝の核武装絶対阻止の闘いを貫徹した。5・15沖縄闘争、6・13「国鉄闘争の火を消すな」大集会を柱とした5〜6月決戦へ進撃しよう。(W)

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