団結街道死守へ、全学連行動隊の現地派遣始まる!
全学連は決戦の三里塚に「全学連団結街道現地決戦行動隊」の派遣を決定した。5月24日、その先頭を切って、全学連委員長代行の坂野陽平君と副委員長代行の洞口朋子さんが市東さんの家に新たに建てられた監視やぐら(写真)に上り、監視行動に立ち上がった。「市東さん奪還まで絶対にこの地は明け渡さないとの思いでやぐらに上りました。やぐらから見える景色は44年間の闘いの勝利性と敵の不正義性そのものです。ともに怒りを燃やし闘おう」(坂野君)「やぐらに上り、そこから伺い知る三里塚の闘いの歴史に感動しました。全学連は勝利までともに突き進むことを決意します」(洞口さん)
25日からは全国の大学から持ち回りで次々と学生が現地に入っている。監視行動だけでなく、援農、街宣、逮捕者激励など三里塚現地で今必要とされている若い力は、いくらあっても足りないくらいだ。全国の闘う学生は、全学連現地行動隊に勇躍決起しよう。ここは国家権力のむき出しの暴力性と、革命的農民・労働者の固いきずなとが真正面から激突する場所であり、革命を学ぶ学校だ。仲間を連れて三里塚にかけつけ、市東さんを奪還し団結街道を守り抜こう!
1967年の全学連と三里塚反対同盟との歴史的な合流からすでに40年以上たつが、革命的学生が国家権力との実力闘争の最前線に立つ闘魂と気概をつねに育んできたのが三里塚だった。71年の強制代執行との闘い、80年代の成田用水決戦と2期着工阻止決戦、90年代の団結小屋死守の闘いなどの歴史をとおして、全学連は弾圧を恐れぬ実力部隊として自らを鍛え、日本学生運動の戦闘性を堅持し続けてきた。その蓄積が法大決戦として爆発し、今また団結街道めぐる大攻防戦に突入した三里塚で開花しようとしている。(TN)
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