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動労千葉を支援する会が総会、国鉄全国運動の全力推進誓う

s20100729a-1.jpg 動労千葉を支援する会の2010年度定期総会が7月25日、千葉のDC会館で開催された。各地の支援する会会員、動労千葉組合員など180人が集まり、ものすごい熱気の中で新たな闘いの方針を決定した。
 今年の総会は、まったく新しい情勢の中での開催となった。国家をあげた1047名闘争解体攻撃と対決し、6・13集会をもって新たな国鉄全国運動がスタートした。総会には、全国の先陣を切って支援する会を結成した広島や新潟、静岡、さらに6・13集会を前後して支援する会を立ち上げた千葉、東京西部、岡山、三多摩、東京北部の代表、全国運動・東京東部の会の代表などが集まり、具体的な実践にふまえた報告を行った。支援する会運動の画期をなす総会になった。 

s20100729a-2.jpg 第1部の冒頭、連帯あいさつとしてス労自主の中村和憲副委員長、部落解放同盟全国連合会品川支部の代表、全学連の坂野陽平委員長代行、三里塚芝山連合空港反対同盟の宮本麻子さんが、国鉄全国運動をともに担う決意を込めて発言した。
 「動労千葉からの提起」を行った田中康宏委員長は、長年の支援に感謝の言葉を述べるとともに、新たな全国運動を呼びかけるに至った思いを全面的に語った。「今の状況は戦後労働運動が始まって以来の深刻な危機だ。同時に、一見労働運動の火が消えてしまいかねないこの危機こそ決定的チャンスでもある」。そして「かつて切実な労働者の欲求として労働組合が一から結成されていったように、職場で3人、5人と仲間を組織するという労働組合の原点から闘いを始めよう。その中心に全国運動を据えてほしい」と呼びかけた。
 運動方針案の提起に立った山本弘行事務局長はまず、「動労千葉を支援する会は新たな段階に入った。全国運動を支援する会が中心になって担おう。来年は、全国に続々と結成されつつある支援する会の仲間の結集をもって全国総会をかちとろう」と自らの決意を込めて呼びかけた。そして経過報告、労働運動をめぐる情勢、6・13集会が切り開いた地平について全面的に提起した上で、方針として①動労千葉の反合・運転保安闘争路線に学び、11月労働者集会1万人結集の先頭に立とう、②「国鉄闘争全国運動」担う支援する会に飛躍しよう、③全国各地に支援する会を立ち上げ、職場・地域の労働者を会員に組織しよう、の3点を訴え「この闘いを貫けば新自由主義の時代に通用する労働運動をつくり出すことができる」と強調した。
 会計報告、山陰の会のメッセージ紹介に続いて討論が始まった。会を結成した地区は、どこでも会員拡大が大きく前進している。東京西部や東京北部は会員倍増をかちとり、さらなる拡大に向け奮闘中だ。また今夏の実践をふまえて「物販闘争こそ最大の武器だ」という発言も続いた。そして「自らの職場で闘うことが最大の支援。動労千葉労働運動30年の地平で必ず労働者を獲得できる」「私は民間委託された公務職場で働いているが、各職場での闘いの結集軸が国鉄闘争だ」など、職場での闘いこそ本当の勝負だという発言も相次いだ。大幅に拡充された新たな運営委員が拍手で承認され第1部を終了した。
 第2部の懇親会では、支援する会会員と動労千葉組合員が杯を交わし合いながら大いに語りあった。最後に「動労千葉よりのお礼と決意」として参加した動労千葉組合員全員が前列に並んであいさつした。動労千葉の長田敏之書記長は「この運動を単なる動労千葉支援運動に終わらせてはならない。全国の労働者人民の未来をかけ、自らの職場で闘いをつくっていこう。そうすれば支援する会もさらに発展するし、11月労働者集会1万人結集も可能になる」と力強く発言した。全員でインターナショナルを斉唱し、団結ガンバローで意気高く総会を終えた。(O) 

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