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泉佐野市議選勝利の熱気引き継ぎ、新たな関空闘争始まる

s20100706a-1.jpg 7月4日、泉佐野市末広公園で「関空の米軍基地化阻止! 財政健全化計画絶対反対!」関西空港反対全国集会が185人の結集で大成功した。集会では、5月泉佐野市議選の勝利を謳歌し、「住民と労働者が団結して闘えば絶対に勝てる」という確信に満ちた発言が相次いだ。昨年は泉州住民の会が闘う路線を鮮明にして単独で主催し、大成功したが、今年は、泉州住民の会と関西労組交流センターの2団体が共催した。住民団体と労働組合の闘う団結こそ、関空闘争に勝利する不抜の陣形だ。新たな関空闘争が始まったのだ。この日の闘いは、普天間基地の米軍演習の関空誘致を打ち出している大阪府知事・橋下と対決し、また参議院選挙のただ中で、菅民主党政権を打倒する集会としてかちとられた。 

s20100706a-2.jpg 集会は、泉州住民の会役員の中山綾子さんの司会で始まった。主催者あいさつに立った関西労組交流センター代表の富田益行さんは、「財政健全化攻撃に国賀さんがただ一人絶対反対で闘い勝利した5月市議選は、道州制と闘うためにどのように闘えば勝利できるかを全国に示した画期的な闘いだ」「国鉄分割・民営化絶対反対、1047名解雇撤回の新たな国鉄大運動を職場・地域で拡大し、その力で関空闘争を発展させよう」と訴えた。連帯のあいさつを、動労千葉の滝口誠さん、全日建連帯労組関生支部執行委員の武谷新吾さん、全国労組交流センター代表の入江史郎さん、8・6ヒロシマ大行動実行委員会、部落解放同盟全国連合会・西郡支部長の岡邨洋さん、婦人民主クラブ全国協議会が行った。関空闘争を闘う陣形が一段と広がった画期的な集会になった。
 泉州住民の会事務局長の国賀祥司泉佐野市議が基調報告に立ち、「われわれこそ関空闘争の責任勢力だ! 沖縄の闘いと連帯し、全国に米軍基地を拡大せよという橋下を打倒しよう」「健全化計画は阻止できる。大企業のもうけのために税金をつぎ込んで、返せない借金を作り、労働者に犠牲転嫁しs20100706a-3.jpgて公務員大リストラと賃下げ、民営化。資本主義の破綻そのものだ。自治体に闘う労働組合をつくり、民間の労働者も住民も一緒になって闘おう。この闘いは新自由主義と闘う世界の労働者とつながる闘いだ」「関空闘争は三里塚に学び連帯して闘ってきた。新たな国鉄大運動を闘い、労働者・住民の団結で関空闘争に勝利していこう」と訴えた。
 青年労働者がカンパアピールを行い、泉州住民の会の小林順子さん、八尾北医療センター労組、関西合同労組泉州支部、全学連が決意表明を行った。小林さんは「日本・世界のどこにも基地はいらない。関空を軍事空港にさせないために徹底的に闘いぬいて、沖縄の闘いに連帯していく」と発言。最後に泉州住民の会役員の井上敏幸さんが「市議選で勝利したが、関空米軍基地化に反対する闘いをやっていくのはこれからだ」とまとめを行い、集会後、元気よくりんくうタウンまでのデモに出発した。公園やデモの沿道では多くの住民、青年、学生が注目し声援を送ってくれた。(泉州労組交流センター N) 

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