1. HOME
  2. ブログ
  3. 「闘いの展望が見えてきた!」星野全国集会、決意と確信あふれる

「闘いの展望が見えてきた!」星野全国集会、決意と確信あふれる

s20101130a-1.jpg 「運動を広げ獄中弾圧を打ち破ろう」のスローガンを掲げて、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議主催の「獄中36年星野文昭さんとともに再審勝利へ11・27全国集会」が東京・牛込箪笥(たんす)区民ホールに450人を集めて開かれた。弁護団から再審の闘いの前進が報告された。獄中の星野同志から長文の感動的なメッセージが寄せられ、妻の暁子さんが朗読した。壇上に並んだ全国各地の会とともに、「23番目」の新しい会を立ち上げる決意が愛媛と東京北部から表明され、運動の発展を感じさせた。大きな感動とともに、「よし、頑張るぞ!」という決意をそれぞれの胸の内に燃え上がらせた集会となった。 

s20101130a-2.jpg 共同代表の柴田作治郎さんが開会あいさつ。動労水戸と全学連から連帯のあいさつがあった。また、奥深山闘争の報告、沖縄からの報告があった。
 再審弁護団の3人の各弁護士は、権力の攻撃を押し返し、再審請求の闘いが検察側の証拠開示を求めて前進していることを強調した。
 星野さんはメッセージで「自らと家族を信じ、仲間・すべての労働者人民を信じ、全世界の労働者人民の団結した力で、資本制社会を変え、誰もが助け合い、人間らしく生きられる社会をめざし、星野無期を覆し、本物の人間的未来を開く、そのために、すばらしいきずな・団結・関係を大切に、日々共に生き、闘いましょう」と訴えた。暁子さんは、「文昭の36年の地平は闘うすべての人びととともにある。今日の集会は裁判所、法務省、徳島刑務所に打撃を与えている」と、勝利の確信を込めて語った。この間の懲罰、友人面会制限、手紙の一部削除の攻撃を許さず、不屈に闘う決意に全参加者が奮い立った。
s20101130a-3.jpg 事務局からの経過報告では、昨年6月の全国総会以来の闘いで、再審闘争が画期的に前進していることが報告され、激化する権力との攻防に勝ち抜き、2011年決戦に勝利する方針が鮮明に打ち出された。特に、労働運動をよみがえらせる闘いと星野再審闘争が一体であることが強調され、国鉄全国運動と11・7労働者集会の地平に立って、星野闘争破壊攻撃と全力で対決することが呼びかけられた。
 今年の総会で新たに共同代表になった戸村裕実さん、狩野満男さんが決意表明した。共同代表の平良修さんがまとめの発言で、「新しい事務所を見て、私たちの運動が前進していることを実感した。弁護団の報告もうれしい。再審開始が見えてきた。さらに闘いを広げて具体的な実りを手にしよう」と力強く訴えた。このまとめが全員の気持ちにぴったり来るような、感動的な集会だった。(高) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択