相模原市議選告示、西村あや子候補が第一声
4月1日、相模原市議会選挙が告示され、西村あや子候補が10日間の選挙戦に飛び出した。小田急相模原駅近くの選挙事務所で支持者に囲まれた西村候補は、「原発絶対反対の唯一の候補として闘い、なんとしても勝利する。昨日、行動する議員として東京電力に抗議デモに参加した。犯罪企業が国家と警察に守られ、逆に抗議デモを闘った学生が逮捕される。これがこの国の正体です。津波も原発も人災そのものです。これに怒って叫ぶのは当然なのに自粛、自粛とポスターに張っている候補までいる。日本共産党は『原発は安全を確認してから』と言っている。自粛モードは黙って国策に従えという攻撃です。私は堂々とすべての原発を止めろと要求し、労働者民衆の原発への怒りを束ねたい。
解雇や雇い止めが始まっている。政令指定都市となっていいことは何もない。国の借金のつけを労働者民衆に押しつけられてはたまらない。菅政権は大震災でまたぞろ増税を狙っている。労働組合をよみがえらせ、労働者一人ひとりの選挙として闘ってなんとしても勝利したい」と当選への執念を語った。
選挙事務所前で地元商店街に向かって立候補のあいさつを行った後、支持者とともに商店街を練り歩いた。そして、西村さんが40年、住み続け、闘い続けてきた相模台団地に向かい、くまなく歩きながらあいさつ。団地中央の公園で立候補の第一声を上げた。ここでも力をこめて大震災と原発事故への怒りの声を上げようと呼びかけ、「すべての原発をしっかり止めさせ、労働者の団結で生き抜こう」と訴えた。
今回の相模原選挙は、相模原市が政令指定都市になって初めての選挙であり、全市一区だった選挙区が3区に分割された。西村さんが立候補した南区は中でも最激戦区、定員19人のところに朝の受付で29人が立候補を届け出た。4期16年、反戦反基地を貫いてきた実績と、国鉄闘争全国運動・神奈川の呼びかけ人として活躍する西村候補への1票1票は、世界大恐慌下、未曾有の大震災、原発事故に立ち向かう団結投票そのものだ。4月10日の勝利に向かって攻勢的な闘いがスタートした。(M)
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