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警視庁がまたも不当弾圧! 北島区議先頭に、4人の仲間逮捕を弾劾

s20110409a.jpg 警視庁公安一課は4月6日、東京・西部ユニオンを始め東京各地で闘う合同労組組合員4人を「軽犯罪法違反」をデッチあげて逮捕するという挙に手を染めた。さらに東京地裁は8日、この弾圧を追認し10日間の勾留を決定した。これは3・31東電デモにおける全学連の学生3人不当逮捕に続くとんでもない暴挙だ。日帝・支配階級は、東日本大震災と原発大事故に対する労働者階級人民の激しい怒りの爆発に震え上がり、なりふり構わぬ治安弾圧に出たのだ。
 北島邦彦杉並区議を始めとする都政を革新する会、東京西部ユニオン、弁護団は4月8日夕、都内で怒りの記者会見を行った。会見で北島邦彦杉並区議は、今回の弾圧について次のように述べた 

 「第一に、逮捕された4人は『反原発1千万人署名』にともに取り組んできた仲間だ。今日の午後に強行された選挙事務所に対する不当捜索では、すでに多くの署名が記された47枚の署名用紙まで押収した。いったい、何の関係があるというのか。反原発の運動が広がることをなんとしても抑え込みたいという警察の意図は明らかだ」「さらに今回の弾圧は本当に許せない選挙妨害だ。区議選の告示は目前。警察がこれほどあからさまな選挙妨害に出てきたのはかつてないことだ。4人は所属するユニオンの推薦決定にもとづき様々な選挙実務を担ってくれていた。しかも、選挙のために準備した車両のガラスをたたき割って4人を逮捕し、車両ごと押収するという異様なまでの弾圧だ。反原発闘争のさらなる爆発で反撃する」
 また記者の質問に答えた鈴木達夫弁護士は「かつて1923年関東大震災後の支配の危機の中で、治安維持法制定、暴力行為等処罰法などが制定され治安弾圧の嵐が吹き荒れた。3月31日の学生逮捕に続く警視庁公安部の突出に、こうした戦前の歴史を想起した。しかし今は戦前ではない。こんなとんでもない弾圧は絶対にはね返す」と語った。
 警視庁公安部・東京地検・東京地裁は、まさに福島原発事故の共犯者そのものであり、東京電力の手先だ! 全原発の即時停止を求める1千万人署名運動の空前の爆発で回答しよう!
 4人の仲間は完全黙秘・非転向で意気軒昂と闘い抜いている。猛然たる抗議を集中し、即時奪還しよう!(O) 

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