「すべての原発を停止・廃止しろ!」北陸電力へ抗議行動
北陸ユニオン、北陸労働組合センター、富山大学学生自治会と、とめよう戦争への道!百万人署名運動富山県連絡会は、4月24日に動労千葉を支援する会北陸結成と北陸電力抗議デモの一日行動を闘い、さらに26日の北電申し入れ行動を連続行動としてやり抜いた。全世界、全国で労働者、学生の反原発のうねりが始まっている。私たちの未来を電力資本、日本経団連や菅政権にゆだね、渡しておくことはできない。今こそ、「すべての原発をいますぐ停止、廃止へ」を掲げて労働者、青年が行動する時だ。全国で反原発の巨万の決起を作り出そう!
24日、11時から富山駅前で街頭宣伝を行い、13時から動労千葉を支援する会の北陸結成集会を勝ちとった。東日本大震災情勢下で、動労千葉を支援する会北陸を結成することは重要だ。特別ゲストには国鉄1047名解雇の当該である動労千葉の中村仁さんが呼ばれ、特別講演を行った。中村さんは、国鉄分割・民営化当時の青年労働者の生々しい怒りや葛藤を語り、その中でいかに団結をつくってきたのか、また、動労千葉の北嶋君のストライキが青年の心を打ち、外注化反対が青年全体のものになり、外注化を阻止した勝利を語った。質疑応答では、職場で闘いをつくり出すための論議や、義理人情路線の考え方。また「挙国一致」「政治休戦」と言われていることは、実際には資本家階級による労働者階級への攻撃であり、リストラ、賃下げ、非正規雇用化の攻撃であることが論議された。震災下の闘いの土台として改めて、国鉄闘争全国運動の発展が重要であることが確認された。
この集会の成功から、労働者、学生は北電抗議デモに打って出た。街頭の注目度は大きい。「すべての原発を停止、廃止しろ」の声に手を振る労働者。拍手する人。すべての原発の廃止は全労働者の要求だ。この日、北電は休日を理由に申し入れ書の受け取りを拒否した。原発と放射能が労動者をむしばみ、食べ物も汚染し、東北・関東を住めなくしておきながら、北陸電力はどう考えているのか!
26日、チェルノブイリ25週年のこの日、北陸電力に対して追撃の申し入れを行った。北陸電力志賀原発を廃炉にする申し入れに対して、北陸電力の担当者は、「国の基準を守っているから大丈夫」「安全点検している」と居直るだけだ。放射能汚染の許容範囲の基準を引き上げて、労働者、農漁民を殺しているのは菅政権ではないか! 労働者と学生は、怒りのシュプレヒコールをあげてすべての原発廃止を決意した。
全国で巨万の原発廃止の闘いを巻き起こそう。原発廃止の闘いから、闘う労働組合、学生自治会を建設しよう。(北陸・学生)
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