末光道正候補、2065票で堂々の八尾市議再選かちとる!
4月24日、八尾市議会議員選挙ですえみつ道正候補は、2065票を獲得し、堂々の再選をかちとった。ともに激しい選挙戦を闘いぬいた部落解放同盟全国連西郡支部、八尾北命と健康を守る会、八尾北医療センター労組、関西労組交流センターをはじめとする共闘の同志たちが、夜遅くまで固唾をのんで開票を見守る中、開票所からの当確の報告に、一気に喜びが爆発した(写真)。
ほんとうにすごい勝利だ。世界大恐慌下の大震災、労働運動絶滅攻撃と激突して、新自由主義を打ち破り、もぎりとった勝利だ。末光候補を結び目に、八尾北労組が土台となり、支部・守る会、そして共闘の労働者・学生が固く団結しかちとった勝利だ。
4議席減で定数28名に33人が立候補し、泡沫候補は一人もいなかった。全勢力が末光落としで結束し、これとの大党派闘争の選挙であった。最低得票が1528票という少数激戦の中で、末光陣営が、闘う拠点を持った力ある革命派として登場して勝利できたことが決定的だ。地区党と関西地方委員会は、八尾北労組や西郡支部の決起と一体となり、大恐慌を革命へ! 大震災を革命へ!と、国鉄闘争全国運動の路線を徹底して貫き、絶対反対で団結して闘いぬいた。そして実際に2065票を組織し末光再選をもぎとったことは、真に価値ある勝利である。この勝利は、党の路線を貫く拠点建設の死活性、勝利性を鮮明にさせている。
西郡支部は、解同本部派を打ち倒してムラの権力をとり、新たな解放運動の拠点を作り出そうと闘った。青年部は、最終日には雨の中でスポット演説に決起、候補者と一体になって、この選挙でムラを変えようと訴えた。本部派議員を必死の言い訳に追い込み、最後の練り歩きでは激突情勢を作り出した。このうねりが診療圏全体にも波及し、守る会の闘いが大きく動き出した。こうした選挙戦の全体を支え、牽引したのは八尾北労組の総決起だ。地域の拠点労組として、解放運動を含む一切に責任をとる労働組合に飛躍し、これが新しい歴史を作り出す力だと確信を深めて前進した。こうした一切合切が、2065票のすえみつ支持へと結晶したのだ。
末光議員の再選に大打撃を受けているのは民主党・菅政権であり、田中八尾市長、共産党、解同本部派だ。この勝利の上に今こそ、6・5国鉄闘争全国運動一周年大集会の成功に向かって総決起しよう。(A)
【以下、末光市議の決意を、ブログから転載し紹介します】
この勝利はみんなの勝利です。ありがとうございますと同時にみなさんにおめでとう。
私たちの選挙はみんな手作りでした。ビラ配り、名簿回り、ポスター貼り、団結太鼓、うぐいす、送迎、ねりあるき。中でも圧巻は、八尾北労組・地域住民、20人を超すうぐいすです。これほど層の厚い部隊は日本中どこをさがしてもありません。
こうした先頭には八尾北労組が総決起で立ちました。全国連西郡支部は青年部がついにその雄姿を村に登場させました。守る会は懇談会を重ね会員の家をまわりました。Tさんは貴重な一票を投じて闘いながら90歳の人生を終えられました。こうした生き方を私も引き継ぎたいと思います。共闘のみなさんの支援を含めたすべての団結が勝利を切り開きました。この勝利の力で八尾北の明け渡しも、住宅の追い出しも打ち破りましょう。すべての原発をとめましょう。
ビラがホントによく読まれていました。勝利の核心は時代をつかみ、闘いの方向をはっきり打ち出したことです。八尾北、西郡には、24年間分割民営化を阻止して闘う動労千葉の、安全でまっすぐな線路が直通しています。労働者の命と、生産物を運ぶ重機関車は、差別分断を打ち破る八尾北の医療・介護と同じです。出だしはゆっくりでも一旦動き出したら誰も止められません。
村を変え、共産党も解同本部派地区協も入れない地域の権力をとろう。青年部のスピリットとアジテーションが彼らを追い詰めている。ここから村の革命が始まった。すみわけなんかもうありえない。非和解で激突して、顔をさすおどしの政治を打ち破って村を解放しよう。
14年の西郡住宅闘争、10年の八尾北闘争の勝利で、八尾市に働く労働者とつながる線路を敷きつめます。この闘いで八尾北、西郡をタハリール広場に、ソビエトにしましょう。
青年が闘いの先頭に立つとき、世界が動きます。私たちの闘いもそこまで到達し西郡から田中市政を打ち倒し800事業の丸ごと民営化を止めよう。八尾から菅民主党政権を倒し日本の政治を変えよう。世界の労働者と結びついて、新自由主義=資本主義を倒そう。戦争も失業も核も原発もない社会、労働者が主人公の社会を作りましょう。私たちの団結があれば必ずできます。その誇りと喜びをもって新たな闘いに突入し、団結を大きく広げましょう。
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