「原発なくせ!基地なくせ!」那覇・国際通りを一変させる大デモ
5月14日、「原発なくせ! 基地なくせ! 日米安保粉砕! 辺野古新基地建設をとめよう」を掲げて、全学連の学生と労組交流センターの闘う労働者350人が那覇・国際通りを大迫力のデモで席巻した。被災地の仲間も合流し、沖縄―本土―被災地を貫いて団結を打ち固めた。
デモに先立つ県庁前の集会で、坂野陽平全学連委員長代行が「基地と原発を必要とするような社会を根本的に変えよう」と真っ向から訴えた。職場の同僚と参加したという沖縄北部合同労組の仲間は「平和センターは5・15平和行進を半日に縮小した。だけど俺たちは断固3日間やりきろう! 民主党はあくまで辺野古にV字滑走路をつくろうとしている。今日の国際通りのデモから反撃を開始しよう!」と力強く呼びかけた。
青年労働者、学生も連合本部が本土動員をやめて現地行動をやらないことに怒りを燃やし、闘う労働組合、学生自治会の復権を誓って決起した。
「原発いらない! 基地もいらない!」「震災解雇許さないぞ!」 青年労働者・学生を先頭に太鼓のリズムにあわせたデモ隊列は国際通りの状況を一変させた。圧倒的注目と声援だ。
この日、デモ出発前に行った県庁前と三越前での反原発1千万人署名集めでは、2時間で580筆の署名が寄せられた。(KZ)
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