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郵政非正規ユニオン、「闘うメーデー」の一日行動を闘いぬく

s20120503a-1.jpg 郵政非正規ユニオンは第83回日比谷メーデーに参加し、連合、全労連などが「復興」を掲げたメーデーに歪曲している中で「賃金上げろ! こんな低賃金・非正規労働で生きていけるか!」のスローガンを掲げて集会・デモを闘いぬいた。さらに午後には郵政本社への弾劾行動、夕方からは反原発・反失業東京メーデー行動と、丸々一日を「闘うメーデー行動」として勝ち取った。
 日比谷会場には9時に登場し、非正規職撤廃、4万6千人の雇い止め解雇撤回の署名とカンパ行動、ハンドマイクでの激しい訴えを響き渡らせ、多数の賛同が寄せられた。 

s20120503a-2.jpgs20120503a-3.jpg 11時のデモ出発時から、郵政非正規ユニオンを先頭とした隊列は、35分の間デモ参加者に連帯のコールを送った。順次デモに出る参加者はその迫力に注目し、共感のエールを送り返してきた。郵政非正規ユニオンのデモは30本の組合旗・横断幕を先頭とした大部隊として、経産省―日本郵政本社前―土橋までデモコールを連呼し力強く打ちぬかれた。
 デモ終了後、郵政非正規ユニオン部隊は郵政本社前に意気高らかに登場し、「賃金上げろ! 雇い止めを撤回しろ!」という強烈なシュプレヒコールをたたきつけた。その中で齋藤委員長を始めとした3人の代表が本社に入り「春闘申し入れ要求」を行った。賃上げを始めとした「雇い止めは不当である!」という7項目要求に対し、会社側は「非正規職は好きでやってるんでしょ」という回答。このふざけきった対応に代表団は真っ向から怒り、対峙し、1時間30分にも及ぶ圧倒的な申し入れ・弾劾行動として貫徹した。
 代表団の闘いと固く団結し、社前では仲間が次々と怒りに満ちた弾劾の声をたたきつけた。日本郵政は急きょ正面玄関を「閉鎖」したが、弾劾のコールが響き渡り、警備に出てきた社員は終始こうべをたれるばかりであった。
 その後、西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の門前闘争に合流。夕方からの反原発・反失業東京メーデー行動の集会、デモでも郵政非正規ユニオン、鈴コンを先頭とする大軍団の思いが夜の街に怒りの叫びとなってこだましたのである。ここに当初の「復興メーデー」から「闘うメーデー」が貫徹され、非正規労働者による歴史的な一日となったのである。(郵政非正規ユニオン執行委員長・齋藤裕介) 

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