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不屈の4同志先頭に、迎賓館・横田裁判の緊急総決起集会かちとる

s20120504a-1.jpg 4月29日、「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」主催の緊急総決起集会が、千駄ヶ谷区民会館において100人の結集でかちとられた。
 下獄を5月17日にひかえ、最高裁による上告棄却決定を弾劾し、再審を決意した福嶋昌男同志と、差し戻し控訴審の公判開始(5月15~16日)を前にした須賀武敏同志、十亀弘史同志、板垣宏同志の3同志を先頭に、家族、支援者、同志・友人たちが会場を満席にして、熱気あふれる集会となった。
 開会あいさつを共同代表の桜井善作さんが行い、「今日の集会を司法の違法、無法に鉄槌を食らわすための新たな闘い、出発のゴングに」と力強く宣言した。 

s20120504a-2.jpg 須賀・十亀・板垣3同志の弁護団を代表して山本志都弁護士から、「差し戻し控訴審では当然事実調べをやるべき。15、16日の公判が非常に重要です。ぜひ傍聴していただきたい」とのアピールが発せられた。続いて、福嶋裁判を担当した青木秀樹弁護士から、「こんな判決に屈してはならない」と、弁護団4人全員の一致で新たに再審弁護団となって闘い抜く決断をしたことが報告され、全体が熱烈な拍手で応えた。
 被告団の発言では、4人が一体となり、再審勝利と差戻し控訴審勝利を新自由主義との対決として全力で闘い抜く決意が表明された。最初に立った福嶋同志は、「最高裁の棄却はまったく許せない。やむを得ず下獄することになるが私は裁判闘争の勝利者だ。その力のもとに、再審をやります。そして逆転無罪をかちとる決意です」と新たな闘いへの決意を述べた。板垣同志は「こんな社会は根本から変えなくてはダメだ。怒りが足りない!」と檄を飛ばし、「私たちの闘いは新自由主義攻撃と闘い抜く全世界の労働者の闘いと一体。みなさん絶対に勝利しましょう」と激しく訴えた。十亀同志は裁判員制度への批判と被告団の団結を4枚のボードに描いた絵を使って示しつつ、「私たち4人は団結し、階級的労働運動と一体で、無罪を必ず確定させます」と断固たる決意を述べた。最後に立った須賀同志は、「私たちに対する国家権力の有罪宣告に対し、私たちは今や、次のように回答しよう」と、原発再稼働に突き進む政府や資本、御用学者らこそ監獄にぶち込むべきだとの激烈なアジテーションを行った。
 被告団の決意に、ひときわ大きな拍手が鳴り響いた。この高揚をひきつぎ、被告団の家族、そして会場からの発言が続いた。
 集会には星野暁子さんをはじめ、救援連絡センター、北部ユニオン、全学連からの連帯のあいさつや、多くのメッセージが寄せられた。最後に閉会のあいさつを呼びかけ人の三角忠さんが行った。新たな決戦を闘い抜く決意を全体で打ち固めた感動的集会となった。
 5月15、16日の3同志の公判闘争と、続く17日の福嶋同志への激励・見送り闘争を連続闘争として闘い抜こう。全党と労働者人民の総力で闘い、勝利しよう(N) 

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