「ムセベニ大統領は退陣せよ」とウガンダ大使館抗議デモ
5月12日午後、難民と難民申請中の在日ウガンダ人の呼びかけでウガンダ大使館抗議デモが闘われた。
小雨が降る中、全国各地から東京・渋谷区の恵比寿公園に集まった在日ウガンダ人と日本人ら約30人は、「ムセベニ大統領は退陣しろ!」「ムセベニは人権侵害をやめろ!」「言論の自由がウガンダにはない」など、ムセベニ軍事政権を弾劾するプラカードを掲げ、太鼓をたたきながらデモ行進に出発した。
「26年間、ウガンダの大統領をやっているムセベニ大統領はいい政治家じゃない。女性や子どもたちを虐殺している! アフリカのこと、日本人のみなさま、考えてください」「戦争ばっかり、何も変わらない!」「今がチェンジする時だ!」――マイクで呼びかけ、沿道の人々にビラを手渡し、太鼓と笛とコールで進んだ。
ウガンダ大使館前ではウガンダ人たちが次々にマイクを握って叫んだ。「チュニジアで、エジプトで、コートジボアールで独裁政権が倒された! 次はウガンダの番だ! ムセベニはリビアのカダフィと同じだ。退陣させよう!」「神と祖国のために立ち上がろう!」
この日のウガンダデモは、8日に横浜で開かれた「外登法・入管法と民族差別を撃つ全国研究交流集会」でウガンダ人から呼びかけられた。動労千葉の滝口誠さん、後藤俊哉さんも参加し、ともに闘う決意を表明した。(M)
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