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カリフォルニア全州で大学スト突入

 カリフォルニア州全域の州立大学、公立大学で、AAUP(全米大学教授協会)、UPTE(大学専門職・技術職労組、1万2千人)、UCSA(カリフォルニア大学学生協会、20万人)が一斉に授業放棄・ストライキに突入した。
 「トップからカットしろ。ユードフ総長の首を切れ」「カリフォルニア大学の民営化反対」などのプラカードを掲げて、教授・講師、大学スタッフ、学生が各キャンパスで統一集会を開いた。(写真はカリフォルニア大学バークレー校)


地元の商業新聞「サンフランシスコクロニクル」によれば、カリフォルニア大学バークレー校では、警察の推計で5000人の教授・講師、他の職種の職員、学生がキャンパス内のスプロールプラザで集会を開き、「教育は無料にしろ、賃金カット反対」などとコールしながら構内をデモ行進した。(写真はアービン校)
 その後、予定外の行動に移った。校外に出て、バークレーキャンパス一帯をデモ行進し、シャタック通りでは全車線に広がって交通を遮断した。テレグラフ通りではキャンパス前で座り込みが行われたという。 カリフォルニア大学10キャンパスの研究職、コンピューター技術者、研究所スタッフなどの職員12,000人を組織するUPTEは、24時間ストライキに突入した。(写真はバークレー校)
 大恐慌の中で、州当局は、今秋分だけで、州の歴史上かつてない240億㌦の予算カットを行った。この夏には、カリフォルニア大学だけで8億㌦のカットが行われている。
 9月14日には、大学の用務員・警備員等の三人に一人に対して、解雇通知が送られた。9月16日には、学費の32%値上げ案が大学理事会で承認された。
 教授、講師は、強制的な無給休暇の増加による大幅な給与カットが行われている。(写真はユードフ総長の首を切れなどのプラカードを掲げる学生)
 ◆民営化反対の大闘争が始まった
 9月24日の授業放棄、ストライキが、直接に掲げているは、給与カットや授業料値上げ反対だ。だが、この怒りの底流には、大恐慌による財政危機を理由して一挙に教育の民営化を進めようとする連邦政府、州政府に対する怒りがある。
 用務員・警備員の大量解雇は、民間委託の始まりであり、他の職種に拡大するのは確実だ。
 そのため、従来は、ほとんどなかった、小中高校のチャータースクール(公設民営校)化との闘いとの連携が始っている。
 全米の公務員大量解雇・民営化への反転攻勢が、ついにカリフォルニア大学から開始されたのだ。
 写真は、UPTEのホームページに掲載されたもの。
 ビデオはカリフォルニア大学バークレー校のスプロール・プラザでの大集会。
http://www.youtube.com/watch?v=APuKukByoQA

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