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現代車非正規職支会、工場占拠の継続を宣言

s20101209a-1.jpg 12月6日、現代車支部は拡大運営委員会を開き、「非正規職支会のストライキに対し12月8日に正規職組合員争議行為賛否投票(組合員総会)を実施する。ただし、8日以前に交渉の窓口が開かれた場合、現代車支部は総会招集を延期し、非正規職支会は座り込みを解除する」と決定し、非正規職支会に通告した。
 非正規3支会が組合員と争議対策委員会での長時間の論議を行って出した結論は、「正規職化の成果を獲得するまで工場占拠ストライキを続ける」というものだ。7日、非正規支会は「座り込み解除には合意していない」としてイギョンフン支部長に公開謝罪と釈明を要求し、「元下請けの共同ゼネストでともに闘おう」と正規職労働者に呼びかけた。 

 そもそも11月22日の金属労組代議員大会で決定したゼネストに「ストはいいが現状を把握すべきだ」「組織を温存できない」と反対したのがキムギョンフン支部長だ。指導部が責任を取るのではなく、現代車支部4万5千組合員に投げ出そうというものだ。現場の組合員からは「スト破壊行為だ」との批判の声が上がっている。
 現代車支部の六つの現場組織(民闘委、民労会、民主現場、労働者評議会、現場革新連帯、現場闘)は7日に議長団会議を開き、「総会反対」の壁新聞を出すことを決めた。現執行部派の全現闘は抜けたという。
 24日間座り込みをしている現代車蔚山非正規職支会が12月7日夜10時30分頃、争議対策委(争対委)を開いて交渉に関する立場を決めた。
 7日夜、非正規職支会争対委は、△会社との交渉の前提として先に第1工場座り込みを解除しない、△会社との交渉の結果により組合員の意見を聞き、座り込みの解除を決める、△金属労組、現代車支部、非正規職支会が合意書履行のための対策を用意して共同闘争本部などの特別機構を構成する、と決めた。座り込み解除不可の原則を確認した上で、交渉が進みある程度意見が接近しても座り込み解除は組合員と協議して決めるということだ。支会争対委は野党4党の仲裁案も受け入れなかった
 団結した労働者の力に依拠して闘い、現代資本を追い詰めよう!(M)
 写真は12月6日夜、シュプレヒコールをあげる蔚山非正規職支会の争議対策委員 

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