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カリフォルニアで医療労働者が24時間ストライキ

 「不当労働行為ストライキ」のプラカードを掲げて、2000人を超える医療労働者が8月28日にカリフォルニアの5つの病院で24時間ストを行った。この5つの病院を経営するのはドーター・オブ・チャリティ・ヘルスケア・システム。「我々は経営に対してチャリティをお願いしているんじゃない。患者への行き届いたケアが行えるよう医療労働者を尊重し、労働条件を整えろと要求しているのだ」と、ピケを張って闘うSEIU-UHW(サービス従業員国際労働組合・西部統一医療労組)の組合員は訴えている。写真は、シートン医療センター(サンフランシスコの隣町、デーリーシティー)のストライキ(8月28日)

 

 これらの病院では今年の3月に労働協約が切れ、SEIU-UHWは地域の介護水準を引き上げ質の高い仕事を行える内容を提示して経営と団交を行ってきたが、経営側の不誠実な対応でいまだに交渉は難航している。UHWは2008年キャンペーンと銘打って、カリフォルニアの7万5千人を超える医療労働者の労働協約改定の交渉を行っており、医療に従事する労働者をとりまとめて過去最大級の統一行動となっている。UHWは、7月に病院ストライキをしている。
写真は、セント・ジョゼフ・マザーハウス病院のスト(7月26日)

 

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