サンヨン車ストライキに強制執行!
7月20日午前9時30分、双龍(サンヨン)自動車労組が立てこもる塗装工場の電気が切られた。午前10時、裁判所の強制執行に合わせて平沢(ピョンテク)工場に武装警察が電撃投入された。工場占拠・座り込み中の労働者らは正門から100メートルほど入ったところでタイヤを焼いて抵抗している(写真)。労組はマイクで「私たちは人間らしく生きるために死ぬことを覚悟して決死抗戦をする」と宣言し、ストライキに参加しなかった組合員には「絶対に工場の中に入ってくるな。労使の激突に介入するな」と呼びかけた。
攻防最中の午後1時すぎ、労組幹部の妻が自宅で自ら命を絶ったという悲報が飛び込んできた。 労組は声明を発した。「解雇は殺人だ! これ以上殺すな! 会社側の整理解雇強行と政府の無責任が労働とその家族の命を相次いで奪っている。会社側は家族に対する脅迫などスト破壊策動をただちに中断し、整理解雇を撤回せよ! 政府は直接対話を行い、死の行進を防ぐために積極的に対応せよ!」
ストライキ労働者へのこの暴虐を断じて許すな! サンヨン労働者の血の叫びは、全世界の労働者の怒りそのものだ。どこまでも連帯して闘おう!(J)
(動労千葉を支援する会のホームページで動画が見られます)
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