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福島原発事故3周年にドイツ各地で反原発統一行動

20140321a-1.jpg 3月10日、11日の二日間にわたって、ドイツ全土239カ所で、福島3周年にさいし、“福島を忘れるな”“すべての原発の即時廃炉”という共通のスローガンをかかげた反核・反原発集会が行われた。
 集会とデモは、大規模なものから、小グループのものを含めて、ベルリンをはじめ、フランクフルト、ハンブルク、デュッセルドルフ、ケルン、ボン、ドレスデン、ライプツィヒ、ミュンヒェン、ハイデルベルク、マールブルクなど、主要都市をほとんど網羅した一大統一行動であった。

 反核・反原発運動の根拠地ゴアレーベンでは、3月11日に、隣接するダンネンブルク市の東駅前で集会、続いて市の中央広場へむけ、デモが行わ20140321a-2.jpgれた。これは、地元で福島事故以来、「福島を忘れない月曜行動」を151回にわたって続けてきたグループと、ゴアレーベン原発反対同盟(正式名称はリュヒョウ=ダンネンベルク市民同盟)との共催でおこなわれ、来日していたゴアレーベン反対同盟前議長ケアスティン・ルーデックさんの要請で、福島から椎名千恵子さんの連帯メッセージが送られた。
 これに先立つ3月9日、ライン川流域の独仏国境地帯で、反原発デモが行われた。これは、フランス東部にあるフランスで最古のフェッセンハイム原発を即時閉鎖することを要求する独仏そしてスイスの反原発運動の国際的連帯行動として行われた。ライン川をはさんで、フランス側のストラスブール、ドイツ側のケールをつなぐ橋などで、三国の活動家たちが原発廃炉の要求と福島への連帯を示すプラカードを20140321a-3.jpgかかげ、人間の輪をつくった。国境をこえた国際連帯反核・反原発の共通のプラカードには、ドイツ語とフランス語で「原発即時廃炉」と書かれていた。独仏国境付近の数か所の橋を軸にして行われたこの日の行動には、9000人が参加した。
 ドイツでは、昨年10月の総選挙で成立した「大連立政権」(保守党・社民党の二大政党)が、福島事故以後掲げられてきた脱原発政策を、三年へた今、連立内閣の政策協定にもとづいて、形骸化する方向に露骨に踏み込んできている。「核廃棄物最終貯蔵所選定法」などによる核施設建設の強行、原発の温存とならんで、原発の輸出を策動している(た20140321a-4.jpgとえば、ブラジルなど)。こうして、ドイツ帝国主義と原子力産業は、アレバ(フランス)、ロシア・アトム、日本の日立製作所、そしてその傘下にあるウェスティングハウス(英)などのあいだで熾烈にくりひろげられている世界の原発市場をめぐる争闘戦にくいこんでいこうとしているのである。
 このような「大連立政権」の反動的な原発政策に対する広汎で強力な反対の声をあげるために、3月22日にふたたび全ドイツで、「原発即時廃止・エネルギー転換を求める全国統一行動」が行われる。ゴアレーベンの位置するニーダーザクセン州の州都ハノーバーで、数万規模のたたかいを組織しようと、ゴアレーベン反対同盟は、ケルスティンさんを先頭に戦闘宣言を発している。(O)

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