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韓国、牛肉輸入開放措置に再度怒りの大波



 5月29日、韓国政府はついに人民の反対の声を押し切って米国産牛肉の輸入条件を緩和する法律改正案を告示した。これに対し韓国人民は、先週末に続いて「告示撤回」「韓米牛肉再交渉」「イミョンバク大統領糾弾」を叫んで再び街頭に躍り出た。ソウルでは2万人がロウソク集会に参加し、デモ隊列が2?に及んだほか、プサン、クァンジュなど全国主要都市で闘いが繰り広げられた。集会参加者は老若男女に及び、女性たちの「ベビーカーデモ」も登場した。


 逮捕・弾圧を狙う警察に対しては、大量の人民が自ら警察車両に乗り込んで警察を混乱に陥れるなど創意あふれる闘いが繰り広げられ、また、こっそり証拠撮影をする私服刑事や反動マスコミの記者がつるし上げられるなど激しい怒りが示された。 一方、民主労総は同日午後、京畿南部の江東第2冷蔵の前で記者会見を行い、30日午後2時から米国産牛肉を保管する全国14か所の倉庫の前で糾弾集会を行い、6月2日午前9時から全面的な輸送阻止闘争を展開することを明らかにした。また、6月3日と10日にはイミョンバク政権糾弾民主労総決意大会を開き、この闘争を87年6月抗争を継承する闘いへとつなげると表明した。(H・K)
(5月29日から6月1日の闘争写真集へ)

 

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