5・30法大、不当逮捕に怒りの反撃始まる
33人の不当逮捕から一夜明けた5月30日、怒りに燃えた法大生と全学連を先頭にただちに反撃が開始された。
法政大学文化連盟主催で昼休み、「5・28、29不当逮捕徹底弾劾」の横断幕が掲げられ、戦闘的なキャンパス集会がかちとられた。
「我々はこの憎むべき権力犯罪に不退転の決意をもって立ち向かいます」とアピールを発したのは文化連盟執行部。処分辞さず法大当局による拡声器・キャンパス使用禁止規制を打ち破って、次々と闘う法大生が発言に立ち、門前とキャンパス中央に結集した学生が一体で法大当局を徹底的に弾劾した。
学生を警察権力に売り渡した学生センター長・木原らが学生の前に現れるが、怒りの追及の前に弱々しく逃げ帰るのみ。さらに、常日頃、学生に暴行を繰り返す弾圧部隊・通称「ジャージ軍団」も、まったく手を出すことができない。キャンパスは、大学の暴力支配をふきとばす学生の怒りの炎でつつまれた。
無期停学処分と闘う久木野君は「不当逮捕を絶対に許さない! サミット弾圧そのものだ!」とサミット粉砕の法大ストライキの号砲を発した。
昼休み終了後、文化連盟は学生部に不当逮捕弾劾の抗議文をたたきつけた。
この日は、早朝から門前ビラまきや、夕方には飯田橋駅頭宣伝が行われた。街行く労働者・学生は、驚きと怒りの声を口々にした。不当弾圧はさらなる団結を拡大するのみだ。全国から法大に結集し、38人の仲間を奪還しよう! サミット粉砕! 法大ストから6・29全国労働者総決起集会へ突き進もう!
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