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京大で非常勤職員雇い止め反対闘争に決起

 春のように晴れ渡った空の下、「2・4 京大雇い止め反対集会」が打ち抜かれました。京大当局は先日、2010年で5年間の期限を迎える非常勤職員100人を雇い止めにすることを発表しました。これは道州制と全く一体で、大学も資本そのものとして生き残ろうという攻撃です。京大でも闘いの火蓋が切って落とされたのです。


 テスト期間中にも関わらず、多くの学生と支援の労働者が集まりました。周囲の関心も高く、ビラはどんどん受け取られていきます。アピールが次々とキャンパスに響き渡りました。「2010 年の道州制攻撃は、自治体を丸ごと企業に売り渡すものだ。大学もその最先頭にある。学生も労働者と団結して、生きさせろゼネストをやろう!闘えば勝てる時代に入った!そのことは日本中、世界中の労働者が示している!」「松本総長はこないだ新聞の対談で、『近い将来、人は地球から出て行って、宇宙で暮らすようになる』と言っていた。ふざけるな!! 俺たちが生きているのは、今だ! 今、この社会で生きているんだ! 松本総長は学生の未来に責任をとるつもりなんてみじんもない。絶対に打倒しよう!」「京大当局は、今まで熊野寮自治会と結んできた確約を一方的に破棄すると言ってきた。絶対に許せない。当局は、いいかげん確約にサインしろ!」「今日の集会を呼びかけに、各学部の教務窓口に行ったが、正規職員がいた窓口では『自分のことではない』と非正規の職員に話を交代させたし、非正規職員がいた窓口では『自分は責任のある立場ではない』と正規職員と交代しようとした。これが今の現状だ。職場では労働者が完全にバラバラにされている。これを乗り越えて、団結しよう!」
 発言の後は、「解雇撤回!松本打倒!」のコールで、京大経営本部までデモ。扉の前で待ち構えていたのは数十人もの弾圧職員でしたが、「総長にこの申入書を渡せ!」という激しい追及に耐えられず、ついに「わかりました・・・」と言わざるをえませんでした。完全に学生に圧倒されていました。次は、現場労働者とも団 結して、もっともっと攻めていくぞ! 松本総長を引きずり出すぞ!(京大)

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