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「新自由主義を打ち破ろう!」青年・学生先頭に京都で反原発デモ

s20110613f-1.jpg 6月11日、燃え上がる反原発のうねりの一環として、京都でも鴨川・三条大橋下広場にて「6・11反原発100万人アクションin京都」が開催され、150人が結集しました。
 全学連の学生が基調を提起。「すべての原発を直ちに停止し、廃炉にしよう!」「労働組合、学生自治会をよみがえらせ、原発事故をもたらした新自由主義を打ち破ろう!」と、反原発闘争の核心問題を提起した。 

 「原発事故の核心的原因は新自由主義であり、その出発点となった87年の国鉄分割・民営化です」「原発で働く東電の社員はおよそ1万人であるのに対して、下請け労働者は7万5千人。組合に入っていない非正規労働者に危険な作業を押し付け、資本とは全く闘わない、こういう形で労働組s20110613f-2.jpg合が屈服し、正規と非正規で分断することで、どんなメチャクチャもまかり通ってきました」「だからこそ原発をとめる展望は、新自由主義を打ち破る労働組合・学生自治会をよみがえらせることにあります」「職場・キャンパスに、新自由主義によるさまざまな分断を乗り越える団結を組織し、その力で、原発労働者の決起を生み出そう。すべての原発を直ちに停止し、廃止に追い込もう」
 この基調提起を受け、国鉄労働者が6・5集会の地平から反原発と国鉄闘争は完全に一体であるとアピール。「われわれの闘いは、絶対反対で事故の発生源そのものをなくす闘いだ。それを原発労働者が開始したときに原発はとめられる。国鉄決戦を軸に労働運動を甦らせよう」
 泉佐野市議・国賀祥司さんが関西生コン、三里塚と連続的にかけられた弾圧を粉砕する訴えを行い、これを打ち破る力は現場労働者の怒りの決起を組織しぬくことだと、公務員労働運動解体攻撃粉砕の決戦突入を宣言した。教育労働者も、大阪府知事・橋下の日の丸・君が代強制条例粉砕へ決戦アピールを行った。さらに、部落解放同盟全国連西郡支部の1000人建設をともに闘い、民営化を阻止する決意を八尾北医療センター労組が行った。婦民全国協、労組交流センター、京大熊野寮反原発会議、全学連など多くの仲間が熱烈な決意を表明した。
 いよいよデモだ。京都の目抜き通りを縦断するデモは沿道からかつてない注目を得ている。飛び入りも次々と生まれ、沿道でビラを配っている仲間の下にはひっきりなしにビラを受け取りに来る人たちがやってきた。あらゆる人々が大震災と原発事故に怒りを燃やし、行動方針を求めている。今こそ新自由主義を打ち破る労働運動、学生運動をもって、2・1ゼネストを超える革命的決起へ挑戦するときだ。街頭の高揚を職場・キャンパスに! そして、怒りを組織し、拠点を打ち立て、さらなる怒りを結集しよう! 8・6ヒロシマへ、青年・学生の怒りを組織し、組織し、組織しぬこう!(京大・M) 

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